東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「でも・・」という言葉

2010.09.30

皆さんはないですか?

会話の中で、相手の言葉に対して、

「でも・・・。」

と、言ってしまう時。

また、周りにいませんか?いつも会話が、

「でも・・・。」

から始まる人。

これは人間関係の中で、けっこう大事な言葉である、と僕は思います。

コレの意味(辞書)はこちら

辞書の意味を見ると、これを使うタイミングは、

1、相手の意見を一応肯定しつつも、違う意見を言う時。

2、弁解、反論をする時。

となります。

・・・ということはですねー、会話の中でコレばっかり言う人というのは、相手に対して、

反抗的、ないしは言い訳がましい、という印象を与えかねない、ということです。

そして、もちろんその逆の意味もあります。

コレばかり言う人、というのは、常に冷静に、相手の発言から導かれるものとは「異なる結果」を想定しながら会話している、とも取れます。

前者の場合は、相手に悪印象を与えます。つまり嫌われる、ということです。

人間関係の摩擦、もつれのはじまりはじまり・・です。

後者の場合は、相手に好印象を与えることがあります。”なるほど、賢い人だなぁ。”と思わしめるケースです。

良好な関係性構築のはじまりはじまり・・です。

・・・では、その前者と後者を分かつのは何でしょうか。

これは、

「その会話以前に培った、相手との関係性」

によって、決まってきます。

相手との距離、関係性、それを意識することがもしも希薄だった場合、「何気ない会話」によって相手との関係性が、

”なんだか知らないけど”

マズくなることも、よくなることも、ありえる訳です。

人間関係によるストレス・・・。

日々患者さんを診ていて、これがあらゆる症状の、主たる病因になっていることは、臨床上、少なくありません。

しかしながら、ストレスを感じた原因は、よくよく聞くと、当事者の「双方に」ある場合が多く、その一つの答えは、

「相手との距離感、関係性に対する、当人の意識の希薄さ」

からくる、言葉のチョイスミスがある、と思います。

その代表格の一つが、

「でも・・・。」

じゃないかな、と思います。

この言葉を使う時は、注意する必要がある、と思います。

”相手と自分との距離感”

”相手と自分との関係性”

”常にそれに対する意識、注意”

これらに配慮した言葉選び、つまり、

”相手との、空気を読んだ関わり方”

これが、人間関係の摩擦係数を、結果として減らすことになる、と思います。

そしてこのことは、対象とドライに付き合う、という意味ではないんです。

・・・大事なことです。


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この記事に関するコメント

“「でも・・」という言葉” への4件のフィードバック

  1. Ce より:

    お久しぶりです。突然寒くなりましたね。
    今日のブログを読ませてもらって、何気ない一言でも、発するタイミングや相手との距離感などを感じとるってコミュニケーションとしてほんと大事ですよね。って再認識しました。
    オフィスなどでは隣に座っている人とメールで会話する時代。
    相手と慮って適切な会話ができる人は減ってきてしまうのでしょうかね。
    無意識で嫌な思いをさせるのは発言は問題ですが、意識的に相手を嫌な思いをさせる発言をできる人っていうのも、ある意味、相手の気持ちを察することができるってことなので、それはそれですごいと思いませんか?

  2. いんちょう より:

    Ceさん
    久々のコメント、ありがとうございます
    > オフィスなどでは隣に座っている人とメールで会話する時代。
    > 相手と慮って適切な会話ができる人は減ってきてしまうのでしょうかね。
    ・・・でしょうかねー。(苦笑)
    >意識的に相手を嫌な思いをさせる発言をできる人っていうのも、ある意味、相手の気持ちを察することができるってことなので、それはそれですごいと思いませんか?
    はは!(笑)確かにネ。その場合、単純に喧嘩売られているのであれば、買うか、相手にしないかの二者択一でしょう!(笑)

  3. しゃ より:

    そうですね、「相手との関わりかた」、大事ですね。正論や理論でおいつめて関係を壊してしまうのに、通じるものを感じました。
    お耳がいたいです

  4. いんちょう より:

    しゃさん
    コメント、ありがとうございます
    > お耳がいたいです
    ・・・そうですか。(苦笑)この記事については、僕も自戒の念も込めて書いています。
    まあ、人生、ものを苦にせず、楽しく生きたモン勝ちなんだと思います。(笑)

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