東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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あきらめない

2010.12.14

初診の治療が終わった時、

「この症状はおそらく、一筋縄ではいきませんよ。」

というお話をさせていただくことがあります。

病気によって、症状によっては、当然ながら1回2回の治療で完全に治癒するものばかりではありません。

確かに中には、発症してから数年経過しているような慢性的なものでも、1回2回の治療で劇的な変化が起こることはあります。

しかし、なかなかそうはいかない、”動きの悪い”症状、病気があることもまた事実です。

そういう時はまず、患者さん自身に、そういう病気である、ということを納得していただき、

それでも一歩一歩確実に、いい方向に傾けていくように治療する、というスタンスで臨んでいただくことがあります。


僕個人的には、昔から、鍼を持った時から、今現在でも、

「劇的な効果!」

とか、

「奇跡的な変化!」

とかっていうのが、もちろん大好きです。(笑)

「鍼」というものが持つ、人体の「気」にダイレクトに働き掛け、一瞬のうちに大きな変化を起こさしめる、

そういう部分に魅力を感じ、グイグイこの世界に引き込まれていったことは事実です。

また、患者さんにも、なるべく”希望”を感じて欲しいので、そういう変化を感じられるような治療を心がけています。

しかし中には、そうもいかない症状、病気があるということも、また事実です。

本格的に病治しをするにあたって、その患者さんを取り巻く社会環境が不利、家庭環境が不利、経済的に不利、

そもそも患者さん自身が”実は”治らないものとあきらめてしまっている、などなど、

あらゆる不利な状況が、現実にある、ということは、軽視できません。

しかしそれでも、鍼は有効です。

治療する価値は大いにあります。

経験的な事実からも、尊敬する先輩たちの仕事からも、これは自信を持って言えます。

患者さんには、

”なんとしてもあきらめない”

という気持ちを持って、病治しに臨んでほしいと思います。

僕も、

”なんとしてもあきらめない”

という気持ちで治療に臨んでいますので。


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この記事に関するコメント

“あきらめない” への4件のフィードバック

  1. さーや より:

    治りにくいというのは滞ったりした気が動きにくいという理由でしょうか?それとも気は動くけど溜め込んだ悪いものが多過ぎるということでしょうか?

  2. いんちょう より:

    さーやさん
    初コメントでしょうか・・・?まあいずれにせよ、ありがとうございます!!
    >滞ったりした気が動きにくいという理由でしょうか?それとも気は動くけど溜め込んだ悪いものが多過ぎるということでしょうか?
    これは両面あると思います。その患者さんの今現在の状態、置かれている状況、生活習慣などなどによって変わってくると思います。
    それを明らかにするため、初診時の詳細な問診を重要視している訳でございます。

  3. スノー より:

    あきらめない事は一番大切だと思います。が、治りにくい病については、途中、反対の方向に気持ちが何度も傾くことがあります。そんな時こそ、治療者の熱意と信頼関係が奏功するのかもしれないですね。

  4. いんちょう より:

    スノーさん
    コメント、ありがとうございます!!
    >そんな時こそ、治療者の熱意と信頼関係が奏功するのかもしれないですね。
    僕もそう思います。これは一生、精進しなくてはならない部分だと思います。

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