東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「客観性」について

2011.05.28

最近、講義させていただいたり、鍼灸を教えさせていただいたりすることなんかが増えてきまして、「客観性」というものについて考える機会を多くいただいております。


これは非常にありがたいことです。(まずは感謝)


自分ひとりで何かをやっているだけなら、自分だけが納得できていればOKな場合もありますが、例えば人にそれを説明する、人と一緒に何かを進めていく、という場面になった時は、


「誰でもが」、あるいはその「対象者が」、ちゃんと納得いくように説明しなくてはなりません。


そうしないと、お互いにとってストレスです。


例えば相手に何かを伝えた時に、


「う~ん、俺はそうは思わない(思えない)けどなあ・・・。」


と思われたら、うまく伝わってない証拠です。


無意識的に「客観」ではなく「主観」を押しつけようとしてしまった可能性があります。


これは、講義でもそうですし、臨床もそう、スタッフへの指導もそう、普段の生活のあらゆる場面でそうです。


特殊な場合を除いて、普通はそれをやったら変人扱いされたり、嫌われるだけです。(笑)


・・・「客観性」という言葉を辞書で調べると、


「物事を進めたり、語るときに、事実、現実を保ち、主観を排除すること。」


「客観的であること。だれもがそうだと納得できる、そのものの性質。」


と、出てきます。


(う~ん、何となく分かるけど、な~んかヌルッとしてうまくつかめませんねえ・・・。)


ではその反対の「主観性」はどうかというと・・・、


「主観的であること。主観に依存する性質
。」


と出てきて、ここからさらに「主観」の意味を調べていくと、


「その人ひとりのものの見方
。」


と、出てきます。


つまり、人に何かを語って、分かってもらおうとする場合、自分独特のものの見方を排除し、誇張せずに、事実、現実に即した内容を伝えられた時、


その説明は「客観性」を保っている、と言えるわけです。


そういう説明に対しては、誰が聞いても


「あーまあ、そりゃそうだよね。」


となるワケです。


ただコレ、正直、ちょっと面白くないんです。


印象に残りません。


僕なんかは、そういう話を聞くと、


「・・・で、あなたはどう思ってるの??」


「ホントのトコどうなの??」


と聞きたくなっちゃいます。(笑)


偏った考え方や、極端な考え方(主観)に基づいて、グイグイ強引に説明した方が、聞き手のインパクトとしては大きいものがあります。


良くも悪くも、賛否両論が巻き起こって、盛り上がります。


印象に残ります。


・・・てことは要するにこの「客観」と「主観」を上手に使い分けれたら、多くの人に伝わる(伝えやすい)んだと思います。


「客観性」を持った話をしている時も、「主観性」を見失わず、「主観的」な話をしている時も、「客観性」を忘れない、これが大事なんだと思います。


・・・ムズイネ。(笑)


でも自分がメッセンジャーであろうとするなら、これはとても大事なことと思います。


陰陽論です。



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