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特定秘密保護法案がずいぶんと話題になっている。


今日も新宿の駅前で、反対する市民団体が演説をやっていた。


でもその前を、目もくれず通り過ぎる群集。（苦笑）


・・・これ、僕も含め、国民の大半はどういう法案なのか、よく分かっていない面がある。


まあ大方の国民は、かなり冷めてて、よく分かんないけど、これが通って、日本の安全保障や有利な外交に資するのであれば賛成。


これが通って、国民の知る権利がないがしろにされたり、政府が不都合なことを隠蔽するようなら反対、ってところでしょう。


マスコミや野党、コメンテーターは、一斉に自民党が強引に押し進めているような論調。

「国民の意向を無視するのかー！！もっと長時間議論しろー！」

と詰め寄る。


でも自民党からすれば、

「そうは言っても、民主主義の手順に則って進めてますけど？」

ってところでしょう。


野党も野党で、この法案を的確かつ具体的に批判出来ているようには思えない。

（僕の勉強不足かもしれないけど）


・・・で、国会が紛糾する中、結局は通る見込みなんだそうです。


〇


ん～、これって難しい問題で、日常の仕事においても、ある程度の組織になれば、必ずこういう問題が生じてくる。


トップや首脳陣が強引に何かを進めれば、たとえそれが正論であっても、反対したくなるのが人情。


かといって、何でもオープンにするわけにもいかないし、いちいち細かく議論してたら、決定スピードが遅くなる。


ズルズル議論して、先送り先送りにして、結局何も進展しなかったのが、これまでの政治の悪いところ。


だとすれば安倍さんは”決定できる民主主義”でグイグイ進めたいんでしょうが、これ、実際はなかなか、難しい問題ですよね。



・・・う～ん、「病治し」と似てるところがある。



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