東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「表を以て裏を知る」

2011.02.15

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東洋医学に、とても大事な言葉があります。


「表を以て裏を知る」

 



・・・今日、先輩とメールでやりとりしていて、フッとこの言葉が頭をよぎりました。

 



以前このブログでも、チラッとこのことに触れたことがあります。


「経絡(けいらく)」って何ですか? 参照


 

・・・この言葉は、東洋医学の原典である、『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』の中の、『陰陽応象大論(いんようおうしょうたいろん)』という、これまた超有名な篇の中に出てきます。

 



で、ここに、


「鍼がうまい人というのは、”陰陽”という考え方を自在に操り、体の表面を診て内部で何が起こっているかをよく理解し、先手先手を打って治療するため、患者さんを危ない状態にすることはない。」


という内容の文章が出てきます。

 


・・・コレはスゴイことです。

 



僕たちが普段やっている、脈を診たり、舌を診たり、腹を診たり背中を診たりするのも、こういうことをやらんがためなんです。

 



ものごとの「表」と「裏」の連続性、関連性・・・。

 



これは何千年経っても変わらない真実だと思います。

 



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