東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

「表裏同治(ひょうりどうち)」とは

2012.01.26

_20201012_135800

 

 



**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
         にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑          ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 



「表裏同治(ひょうりどうち)」・・・。



何やら難しそうなこの言葉。



最近多い、カゼひきさんに対してよく使う考え方です。



会社や学校によっては、インフルエンザが流行っているところもあるそうで、患者さん達としては皆さん戦々恐々としていますなあ・・・。


これ、過度にビビることないですよ!!



鍼と養生で、しっかり体調管理してたら、まずカゼなんて引きません!



もしひいてしまっても、すぐにちゃんと鍼すればほとんどは軽く、短く済みます!!





ところで東洋医学に、”インフルエンザ”という考え方、概念はありません。



「ウイルス」や「細菌」という概念は、診断に顕微鏡を使うようになってからの話です。



・・・つまり、つい「最近」です。

 

(言いたかっただけ。)

 



 



しかし、インフルエンザにかかった時に発する、高熱や節々の痛み、寒気や咳、ノドの痛みなどなどに対する、東洋医学的な考え方というのは、山のようにあります。

 


東洋医学ではこういった、「外から邪気が入った」病のことを「外感病(がいかんびょう)」といいます。

 


それの動きと治療方法を示した、バイブル的な書物が、中国漢代の『傷寒論(しょうかんろん)』であったり、中国明清代の『温病学(うんびょうがく)』という分野です。

 



外から邪気が入って、体表の浅い部分に邪気が存在し、カラダの正気(せいき)とバトルをやってる状態を「表証(ひょうしょう)」とか、


「表(ひょう)の病」とか、「太陽病(たいようびょう)」とか、「表熱証(ひょうねつしょう)」とか、「衛分証(えぶんしょう)」などという言い方をします。



まあ要は、「外感病」という病気を”浅い状態””深い状態”に分けて考え、対処している、ということです。

 



”深い状態”のことを「裏証(りしょう)」とか、「裏(り)の病」などなど、これまた色々な呼び名で定義づけています。

 



そして”浅い病”と”深い病”の中間の、中途半端な状態を

 

「半表半裏証(はんぴょうはんりしょう)」

 

とか、

 

「半表半裏(はんぴょうはんり)の病」

 

とか呼んで、定義づけております。

 

 



基本的に、外感病は浅かったら(表の病なら)程度は軽いです。

 



症状がどんなにひどくても、命に関わることはまずないです。

 



深かったら(裏の病なら)病は重いです。

 



場合によっては命に関わります。

 



・・・長くなったので、次回に続く。

 



読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

人気ブログランキングへ      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 



清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 

関連記事: 表裏同治とはカゼと東洋医学八綱弁証(診断)

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿