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昨日、北辰会方式における「脈診」というものについて、講義し、実技指導をしてきました。
難解にしようと思えばナンボでも難しくできる「脈診」の世界なんですが、北辰会では非常にシンプルな脈診を行います。
「脈診」で一体何が分かるのか、というお話は、かなり前に、このブログでしました。
「脈」で何が分かるの? 参照
人間の体には、触れると拍動を感じる場所がいくつかあります。
例えば手首や首、コメカミや足の内くるぶしの部分などです。
この、「拍動を触れる部分」を触って、その手に触れる脈の打ち方、早さ、弾力などなどを感じて、それを診断の指標にするのが「脈診」です。
2000年くらい前、中国において、東洋医学、特に鍼灸医学の聖典のひとつとも言われる『難経(なんぎょう)』という書物が著され、その中で、いきなり冒頭に、
「脈診は特に「手首」の動脉の拍動が大事だぜ!ここを診りゃあ、その患者さんがどういう状態かが分かるんだ!!」
と述べられ(竹下意訳)、それ以降、鍼灸治療をする際には、必ず治療の前後で手首の動脉の拍動を確認するようになりました。
コレが、東洋医学では現在まで脈々と続く、脈診の流れです。
もちろん長い歴史の中では、著名な医家によって、独創的な見解や、新しい脈診のやり方なども提出されましたが、
基本的には、み~んな治療前後に手首の動脉の拍動を診る、という流れが続いております。
・・・で、僕ら現代日本の鍼灸家、漢方家の多くも、それを踏襲しております。
僕からすると、コレをしないで、鍼の効果判定をするのでは、今一つ安心できません。
たとえ治療直後に症状が改善していても、脈診所見が悪化していたら、その後ひどく悪化したりすることがあるし、
たとえ治療直後に症状が不変、あるいは極端に言うと、多少悪化していたとしても、脈が好転していれば、
必ずといっていいほどよくなっていくので、安心して帰ってもらうことが出来ます。
それぐらい、頼りにしてます。
脈々と続いてるものなんでネ。
そこらへんの診断技術とは、そもそもの重みが違います。
これを真剣に学び、臨床で運用することにより、東洋医学の理論が空理空論でないことも、十二分に確認できました。
(僕の場合は)
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脈って、面白いですよね‼
鍼灸学校の見学だったかで、脈診の講義を受けたんですが、簡単に診る方法の一つで、寸、関、尺の何処が強いか?弱いか?尺が弱いと下肢の冷え、みたいな。
ちなみに、いんちょうは、透析患者さんとかいらっしゃいます?その脈診は、どう診られます?
(内)シャントがあると、どちらか片方で診るのか?或いは、両方が使えない場合は、脈診以外で、ですかね~?
楽さん
> ちなみに、いんちょうは、透析患者さんとかいらっしゃいます?その脈診は、どう診られます?
> (内)シャントがあると、どちらか片方で診るのか?或いは、両方が使えない場合は、脈診以外で、ですかね~?
透析患者さん、いらっしゃいます。今も見えております。透析患者さんの脈診については、おっしゃる通りです。(^v^)