東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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鍼が起こす「感情の解放」

2012.12.27

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鍼をすると、患者さんに、思わぬ「感情的な変化」が起こることがある。


それも、その場で、だ。


これまで、鍼を抜きにいった時、ボロボロに泣いていた患者さんや、思い出し笑いが止まらなくなって、こらえ切れなくなって噴き出し、

爆笑し出した患者さんなど、思わぬ「感情の表出」をみることは少なくない。


・・・なぜ、こういうことが起こるのか。


大人になるとみんな、喜怒哀楽を抑え、場合によっては隠し、社会と折り合いを付けている。


それが過度になると、ストレスとなり、体に悪影響を与える。

「七情」まとめ 参照


抑えたら、どこかで発散しなくてはならないが、患者さんは、そういう場を持っていない、という人も多い。


そういう状況が長期化すると、多種多様な病気が形成される。


ほとんどの患者さんで、これが絡んでいる。


鍼が正しく打たれると、無理に抑えこんでいた”タガ”が外れたかのように、色々な感情が表出することがある。


これが、「夢」という形で表れる場合もある。


東洋医学的には、特に肝や肺が大きく関係するのだと思う。



 

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