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これまでのお話・・・
「胃」って何ですか?
「胃」って何ですか?(その2)
「胃」って何ですか?(その3)
「胃」って何ですか?(その4)
「胃」って何ですか?(その5)
☆「胃の気」について
これまでの、「脾」と「胃」についてのお話を読んで下さった方には、いかに東洋医学が「脾胃」というものを重要視しているか、少しは伝わったんじゃないかと思います。
結局、人間が、どんな状態であれ「生きている」ということは、「脾胃」の働きがまだある、ということを示しています。
なぜなら、東洋医学では、人間が健康に生きる上で欠かせないのは「気血」が正常に全身を巡っていること、な訳ですが、この「気血」そのものの生産工場である「脾胃」がダメになっちゃったら、
どんどん体は弱っていく、と考えるからです。
そして生命を維持できるだけの「気血」の絶対量に及ばなくなったならば、人間は死んでしまいます。
言わば、川の水源が枯れてしまうようなもんです。
この「脾胃」が気血生産の大本(おおもと)として働いている、全身の活動を正常たらしめている、根源的な働きのことを東洋医学では「胃の気」と呼びます。
そしてその「胃の気」の盛衰をうかがい知るのに、専門家の間で最もよく知られた診察法が「脈診」であります。
脈診については以前、「脈」で何が分かるの?に少しだけ書きましたが、脈から得られる情報というのは他にもたくさんあるのですが、中でも重要なのが、
「胃の気」の盛衰を知る、
ということです。
(一社)北辰会では、この胃の気の盛衰を専一としてうかがう脈診法を「胃の気の脈診」と呼んで臨床応用しており、脈診というものは、色々な情報を与えてくれるけれども、
結局、最終的には「胃の気」の盛衰を診るものである、と位置付けています。
これはなにも、北辰会独自の、オリジナルの考え方という訳ではなく、中国や日本の歴代の医家たちも、みんな重要視した考え方です。
当然、現代においても、北辰会以外の流派の先生方も重要視しておられる部分です。
僕も長いこと、往診での鍼灸治療をやらせていただいておりますので、これまであらゆる重病、難病の患者さんを診る機会をいただいておりますが、
やはり最終的には「胃の気」の存亡を診ていきます。
鍼をして脈がどう変化するか、場合によっては一口水を飲んでいただいて脈がどう変化するか、を指標にしていきます。
これが良性の変化を示せば「胃の気あり」、悪化するようであれば「胃の気の衰絶」と考え、予後は不良、場合によっては死に至る、と考えます。
俗によく、
「口からモノが食えなくなったらもう駄目だ。」
なんて言われることがありますが、これはある意味では当たっていると思います。
点滴や胃ろうのみで、”元気に”生きている人はいません。
「長生き」というのは、単純に生存時間が長いこと”のみ”を言うのでしょうか。
次回に続く
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