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2010.08.08
突然ですが、僕は「睡眠力」に自信があります。(笑)
最高で、40時間連続で寝続けたこともあります。
反対に、3日連続で徹夜したこともあります。
これはちょっとした特技であります。
今日は久々の完全オフでした。
昨日、診療終了後にとある先輩とサシで飲みに行き、『傷寒雑病論』に関する疑問を次々にぶつけ、自分の弱点を確認。
その後、それを秘密メモに書き残し、寝る。
そして今さっき起きました。
今日は18時間ほど寝ました。(笑)
よく、”何でそんなに寝れるのか”と聞かれるが、幼少の頃からなのでしかたない。
日中の活動は「陽」、夜間の睡眠は「陰」、このリズムとバランスが大事なのは言うまでもないけど、これは人によって若干違います。
「個体差」です。
・・・これが、普通の状態よりも大きく逸脱したものが「病気」という評価になるんでしょうけども、なぜか「不眠」はよく問題になるけど、「過眠=寝過ぎ」はあまり問題になりませんなあ。
(遅刻して怒られることはあってもネ。(苦笑))
これって「陰陽」の妙なんかなあ、と思ったけど、そうじゃなくて、「病気」として問題にするかどうか、という基準そのものに、「偏り」があるからではないか??
自分の特技から、「観点」「立ち位置」の重要性に気がついた。
観点、立ち位置を変えると、病気が病気でなくなり、健康が健康でなくなることがある。
そっちの方が「陰陽の妙」なんじゃないか?
まだ頭ボーっとしてるけど、こいつは何やら面白そうだぞ・・・。
認識主体の立ち位置によって陰陽は異なる。
おしまい
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治療者は何をもって病が完治したとみなすのでしょうか?
睡眠の例えはとても分かりやすい例ですね。
例えば、治療者側から診て、病が治ったとみなしても、被治療者側としては、まだ治ってないと感じるのは、その病を病とみなすかどうかの意識の違いなのでしょうか?
アトリエさん
お!久々のコメント、ありがとうございます!
> 例えば、治療者側から診て、病が治ったとみなしても、被治療者側としては、まだ治ってないと感じるのは、その病を病とみなすかどうかの意識の違いなのでしょうか?
ごくごく簡単に言えば、そういうことだと思います。ですからその逆もあり得る訳です。
「自分は健康だ。なにも症状がない。」
と思ってらっしゃる人がいたとして、洋の東西に関わらず、”医学”のフィルターを通して診てみたら、
「明らかに健康ではないです。」
ということが、です。
この辺の話は面白いので、そのうちまとめてアップしようと思っています。
まーなにしろ、書きたいことがいっぱい!!・・・でも忙しい!(苦笑)
今後も、清明院を宜しくお願いいたします
病を病とみなすのか、健康とみなすのか、難しいですね。
長い期間治療しても、すでに一定の条件下のもと、、完全に回復していかないのは、最後は自身の意識の問題なのかなぁと感じました。
上記の例をとって、極論ですが、仕事中に過度の眠気がでれば、支障があるため、それを病と意識しますが、一方、家では過度の眠気がでても、支障は自分自身にしかないため、それを病とは意識しない。となると、これはもう個人の意識の問題の範囲になるのでしょうか?分かりにくくてすいません。
アトリエさん
> 病を病とみなすのか、健康とみなすのか、難しいですね。
いや、僕としてはそこはあまり難しくはないと思っています。(笑)相談に来られた患者さんを東洋医学的に治療するのみですので。
> 長い期間治療しても、すでに一定の条件下のもと、、完全に回復していかないのは、最後は自身の意識の問題なのかなぁと感じました。
それも、その患者さんの病気の種類や、生活習慣等によって違うと思います。
> 上記の例をとって、極論ですが、仕事中に過度の眠気がでれば、支障があるため、それを病と意識しますが、一方、家では過度の眠気がでても、支障は自分自身にしかないため、それを病とは意識しない。となると、これはもう個人の意識の問題の範囲になるのでしょうか?分かりにくくてすいません。
前者の場合であれば自分で医療機関に相談に行くでしょうし、後者の場合であれば別に相談にはいかないと思います。
「意識の問題」というのは、医療機関にかかる以前の問題ではないでしょうか。
・・・まあ、あまり難しく考える必要はなく、清明院では、東洋医学的に見て、相談に見えた方のアンバランスがあれば、それを最大限是正するのみであります。
それしか出来ませんので・・。(苦笑)
おっしゃるとおりです。意識の問題というのは医療期間に足を運ぶ前の段階ですね。少し私の考え方がぶれてたようです。
ありがとうございます。
アトリエさん
いえいえ。(笑)
疑問に思うことがあったらどしどしコメントして下さい。
東洋医学に関する疑問を、こういう開かれた場でやりとりすることには、僕は大きな意味があると思っています。
時間が許す限り返信します!(苦笑)
今後とも清明院を宜しくお願いいたします