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・・・さあ、ぼつぼつ五臓六腑シリーズのラスト、「三焦の腑」について、解説していきます。
何でこれだけこんなに空いたかというと、コレ、実は結構、奥が深いんですよネえ・・・。
下手な書き方をすると誤解を招きそうっていうかねえ・・・。
・・・で、読む人が読んだら分かってもらえるかと思うけど、僕が書いているこの五臓六腑シリーズっていうのは、色々な考え方と矛盾しないように、
他の流派の先生方や、西洋医学の先生方に、なるべく御迷惑にならないように、慎重に言葉を選んで書いているつもりなんです。
(それでも至らないところもあるかもしれませんが)
その観点から、この「三焦の腑」をどのように書こうか、ちょっと迷ってる部分があったんで、少々遅くなりました。
(・・・まあ、実は単純にメンドくさかったという面も、ないではないです。(苦笑))
ずいぶん前に、「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」って何ですか?という記事を書いた時、とある患者さんから、
「先生、他のは何となく聞いたことあるけど、あの”三なんとか”ってなに??」
という質問をいただきました。(笑)
「五臓六腑」という考え方自体、東洋医学の独自のものであって、西洋医学の内臓学と混同してはならない、ということは再三述べている通りですが、
この「三焦の腑」というのは、”特に”東洋医学独特の発想、考え方の産物なのです。
現代では、東洋医学の五臓六腑の考え方というのを、西洋医学的に言うとそれが何なのか、何を示すのか、ということを研究し、
西洋医学の用語、概念に東洋医学の用語、概念を当てはめて、実践を展開し、主張している学派の先生方もおられます。
その先生方にとって、扱いに特に困るのがこの「三焦の腑」ではなかろうかと思います。
(突き詰めていけばいくほど。)
まあ、東洋医学的に考えても、この「三焦の腑」が何であるか、という問題は、永遠のテーマみたいな部分があって、各時代の大古典や、有名な医家も、
それぞれ自分自身の立派な考え方を述べておられます。
(ちなみに(一社)北辰会代表理事、藤本蓮風先生も、『臓腑経絡学』の中で、独自の三焦論を述べておられます。)
我々後学は、そういう先哲の見解を大事にしながら、自分自身の臨床で得た事実と照らし合わせて、自分自身の「三焦観」のようなものを構築していくしかない、
「三焦の腑」とは、実はそういう部分なのです。
つまり、三焦というのは、東洋医学的な人体において「もっとも曖昧な存在」とも考えられます。
ここで僕が思うのは、古代中国の医師たちが、「人体」という小宇宙を、「病の治療」を目的に、色々と論じようというとき、人体のもつ「曖昧さ(霊妙さ、と言い換えても言い)」を大いに肯定し、
その医学理論の中に、あえてその「曖昧な概念」を包含、包摂したほうが、東洋医学の理論は限りなく完璧に近いんものになると考えたんじゃないかな~、なーんて思っています。
だから数千年もの間、打たれても叩かれても滅びない、色褪せないのだと・・・。
「気一元」の世界観、「天人合一思想」の世界観、気の流動の「動的平衡」の保持こそが治療、という前提で、現実的、実践的な医学理論を構築した場合の完成度が、この上なく高いから。
この「三焦の腑」シリーズでは、一般的な三焦の概念を簡単に紹介しながらも、そういった部分にも触れていこうと思います。
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