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これまでのお話・・・
続きいきます!!
よく、巷の治療院の壁に掛けてあるこんな図・・・。↓↓
(↑↑清明院の院内にもかけてあります。これは某先生から開業祝いに頂いた大切な額です。)
これが、人体の「経絡経穴(けいらくけいけつ)」を図示したものです。
東洋医学では、経絡が人体の「気の主要な通り道」であり、経絡上に「経穴」というものが存在している、と考えます。
これは、機械で計測することも出来ませんし、目で見ることも出来ません。
(一部計測出来るという主張もありますが、それはあくまでも”一部”に過ぎません。)
術者や患者さんが、”感じ取る”、”実感する”ことでしか、その存在を確認することが出来ない代物です。
だからよく、画像や数値で証明できない概念を基本に置いているということで、
「東洋医学は怪しい、胡散臭い。」
なんて言われてしまうことがあるんですが、東洋医学を実践する立場としては、まずコレの存在を肯定せずして、話は始まらないところがあります。(笑)
ですので、我々の医学を分かっていただく上で、ここはとても大事なことですから、これに関するお話をしております。
前回、経絡の主要なルートは12本ある、というお話をしました。
その12本それぞれは、一本一本に、関わりの深い臓腑があります。
東洋医学では、人体には6つの臓と、6つの腑があり、主要な12個の臓腑がある、と考えております。
カテゴリ 「五臓六腑」参照
この六臓六腑一つ一つが、協調し、それぞれの機能を補い合い、恒常性を保っている、と考えます。
これらの12臓腑一つに一本、それぞれ経絡が存在します。
なので合計12本存在するワケです。
これを、例えば肺の臓に属する経絡のことを、肺の経絡だから「肺経(はいけい)」と呼び、肝の臓に関する経絡なら「肝経(かんけい)」といいます。
(笑・・・そのまんまです。簡単です。)
で、これらは一定の規律に従って、順番通りに「循環」しております。
(まあそのように考えられております。)
「経絡」って何ですか?(その4) に続く
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竹下先生は実際に自分の体にある経絡を感覚として感じていますか?
自分は肺経~肝経までを意識でなぞる練習しているんですが、これって何か意味(効果)ありますか?
個人的には気の流れが良くなるかなぁ~と思って行っています。
ムスタファさん
コメント、ありがとうございます!ヽ(^o^)丿
> 竹下先生は実際に自分の体にある経絡を感覚として感じていますか?
普段は正直、ほとんど意識しません。(笑)
> 自分は肺経~肝経までを意識でなぞる練習しているんですが、これって何か意味(効果)ありますか?
> 個人的には気の流れが良くなるかなぁ~と思って行っています。
筋トレも、意識の向け方によって、全然つき方が違うのは事実ですから、
経絡だって、意識の持ちようで敏感になったりするかもしれませんね。
是非お続けになられて、どういう変化が起こったか、教えて下さい♪
昨年より手足が温かくなりました。
因果関係あるかはわかりませんが。
あと、経絡で気になることがあります。
(弁証関係なく)例えば右の合谷に鍼を打つと
右の大腸経に沿って気が流れるんですか?
(目に見えませんが)ヴィジュアル的にどういう作用が行われてるのか気になります。
ムスタファさん
> 昨年より手足が温かくなりました。
> 因果関係あるかはわかりませんが。
そうですか。まあ良かったじゃないですか!(笑)結局、目に見えず、感覚で感じるしかないものであるから、因果関係の証明が難しいということもありますね。
> (弁証関係なく)例えば右の合谷に鍼を打つと
> 右の大腸経に沿って気が流れるんですか?
もちろん、上手に打てれば、ですが、流れると思って、やっていますよ。(笑)
そして、流れたかどうかを、脈や舌、お腹や背中、問診などなどで、多面的に評価するのです。
僕は超能力者ではないので、ビジュアル的に見えることはないです。
訓練すれば、見えるようになるのかもしれませんよ~☆ヽ(^o^)丿
頑張って下さいネ♪
経穴に鍼を打てば、その経絡に気が流れる。
大腸経に打てば表裏である肺経にも気が流れるのは理解できます。
右の経穴に打てば左の経絡にも気が流れるのか。
大腸経に打てば次の胃経にも流れるのか。
今さら他人には聞けない質問でした。
ムスタファさん
> 右の経穴に打てば左の経絡にも気が流れるのか。
> 大腸経に打てば次の胃経にも流れるのか。
> 今さら他人には聞けない質問でした。
いえいえ、なんでも聞いて下さい。「僕が分かる範囲でなら」お答えできます。(笑)
また、ムスタファさん自身の経験や実感から、何か分かったことがあったら教えて下さいネ♪