お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2012.05.06
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
これまでのお話・・・
「血(けつ)」って何ですか?
「血」って何ですか?(その2)
「血」って何ですか?(その3)
「血」って何ですか?(その4)
続きいきます!
前回、「血の不足(血虚)」について書きました。
ざっと復習しますと、
1.血の不足には、「全身的な不足」と「部分的な不足」とがある。
2.「全身的な血の不足」にも、「部分的な血の不足」にも、それぞれ様々なメカニズムがあり、それを考えて対処、治療しないとなかなか改善しない。
3.血が不足すると、不足している部分が潤わず、パサパサになり、脆くなる。
4.西洋医学の貧血と、東洋医学の「血の不足(血虚(けっきょ))」は違う。
ってなもんです。
今日は珍しく、西洋医学における貧血についても、ザッと考えてみます。
以前、こんな患者さんがおられました。
初診の時に、
「私は中学生の頃から病院で貧血と言われています。東洋医学では貧血のことを血虚(けっきょ)と言うんですか??」
という質問をしてこられました。
僕は、
「いいえ、西洋医学の言う貧血と、東洋医学の言う血虚は違います、西洋医学で貧血と言われていても、東洋医学的に血虚に該当するかは、
東洋医学的な診察法で一から調べなおしてみないと分かりません。」
とお答えしました。
西洋医学では、貧血を大きく分けて、
1.赤血球が造れないやつ
2.赤血球が壊れちゃう、あるいは出血して出てっちゃうやつ
3.その両方
と分けて、なぜ作れないのか、なぜ壊れちゃってるのか、どこから出てっちゃってるのかを、あらゆる検査(血液検査が中心)で考えます。
(南山堂『医学大事典』第19版を参考に意訳by竹下)
もちろん東洋医学には、赤血球だの、造血細胞だの、造血因子だのという概念は存在しないので、比較しようがありません。
ただ、一部の貧血で起こる、爪の変形や立ちくらみなどは、東洋医学の言う「血虚」でも起こることがあり、症状的にはオーバーラップする部分もあります。
ですので、西洋医学的な貧血によって、どういう症状や、どういう東洋医学的体表所見を呈しているかで考えるのです。
つづく。
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!