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これまでのお話・・・
「血(けつ)」って何ですか?
「血」って何ですか?(その2)
「血」って何ですか?(その3)
「血」って何ですか?(その4)
「血」って何ですか?(その5)
「血」って何ですか?(その6)
「血」って何ですか?(その7)
「血」って何ですか?(その8)
続きいきます!
◆「血」が出てっちゃったら問題アリ!
これまでで、東洋医学の言う「血(けつ)」というものが、
どういうもので、
どうやって作られて、
どういう臓腑に深く関わるのか、
という基本的な内容と、
ではそれがどうなった場合に問題があるのか、
ということで、部分的、全身的に「血」が足りなくなる「血虚」と、部分的、全身的に「血」が滞る「瘀血」というものについて、具体例を示しながらみてきました。
今日は、「血」の病変で、もう一つ重要な「出血」について解説しようと思います。
コレ、意外と多いんですよ、最近。
女性の不正性器出血や、血便、切れ痔、鼻血、歯茎からの出血などなど、患者さんに詳しく話を聞くと、意外と出血病変というのは多いのです。
これ以外にも、我々開業鍼灸師の現場ではなかなか診ることは少ないですが、吐血や喀血、血尿なども、同種の扱いをします。
東洋医学においても、正常で生理的な「血」というものは、全身の「血脈」の中を巡行し、全身を栄養するものですから、「血脈」から勝手に出ちゃってはいけません。
出てっちゃったら、それは病気と考えます。
ちなみに、女性の生理における出血は、もうすでに不必要になった「血」ですので※、あの場合は逆に「一定量出ないと異常」です。
(※「受精→妊娠」というイベントがなかった場合、その準備のために子宮に集まっていた「血」は不要なものとなるため、ある種の「瘀血」という扱いになります。)
女性特有の生理、病理についても、そのうち気が向いたら書こうかな、と思っております。
「血」が血脈の外に出てしまう病理のメカニズムは、色々あります。
単純にケガして出血する以外にも、「虚熱(きょねつ)」や「実熱(じつねつ)」といって、体に余分な「熱」が籠り過ぎた場合、
その熱が血脈を内側から損傷させ、出血する、というメカニズムが一つ。
この場合、出血の量や勢いで「虚熱」か「実熱」か見分けますが、この2者がどう違うかについては、難しいのでここでは割愛します。
まあ要するに、人間の体というのは冷えてもダメ、余分な熱が籠ってもダメなのです。
体内に生じる生理的な「熱」も、逃げ場がなくなったり、過剰に産生されたりすれば、「余分な熱」として問題になります。
それが血脈に籠れば、出血する可能性がある、ということです。
また、血脈内の血を推し進める「気」の働きが弱った場合にも、ダラダラと弱々しく出血してしまうことがあります。
これも、どの臓腑の弱りが「気」の働きをダウンさせているかを考えて治療します。
あるいは前回までに述べた「瘀血」があるために、「血」の停滞が部分的にきつく、そこから出血してしまうこともあります。
これは、血脈上に引っかかって進めない部分が生じて、横からあふれたようなもんですが、本体は瘀血ですので、瘀血を除くように治療します。
つづく
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