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これまでのお話・・・
続きいきます!!
◆「肝の臓」と「疲労」と「疲労感」の続きの続き
前回、労働の程度がそれほど重くなく、体を診てもそれほど疲労がたまっている風でもないのに、強い疲労感を自覚するケースがあることと、
そのメカニズムとして、肝の臓が大きく関わることが多い、というお話をしました。
で、今日は、その逆パターンのお話。
労働の程度からしても、実際に診た、体の状態からしても、体は明らかに疲労しているにも関わらず、患者さんに聞いても、まったく自覚がない、という場合があります。
そういう患者さんにもし、
「これ、相当疲れてるよ。」
と声をかけたとしても、
「え?そうですか??全然そんな風に感じないんだけど・・・。」
となるだけです。(苦笑)
・・・なぜ、こういうことが起こるのか。
これは、体に実際に起こっていることを「正確に認知する」システムの異常であることが少なくないです。
ですから、こういう患者さんを正しく治療していくと、「疲労感」を正しく認識するようになり、大病を未然に防ぐことが出来ます。
よく、患者さんから、
「鍼を受けるようになって、以前の自分はすごく無理をしていたと分かりました。」
なんて言われることがあります。
こうなると、我々としては
「しめしめ・・・。良く効いとるワイ。」
なワケです。
東洋医学的な、「感覚認知のシステム」を理解する上で重要な臓腑といえば、「肺の臓」と「心の臓」でした。
この二臓のうち、「認知機能」において特に重要なのが「心の臓」であり、この「心の臓」の働きがしっかりとなされるために重要なのが、「肝の臓」なのであります。
そのことについても以前、「心肝同源(しんかんどうげん)」という言葉を使って、ご説明いたしました。
また「肝の臓」は、「肺の臓」とも深く関わり、人間のあらゆる感覚というのは心、肝、肺の三臓が主に強調しあって、正常な状態が保たれている、と考えられています。
肝と肺の関わりについては 「肺」って何ですか?(その3) 参照
この三臓の働きが何らかの原因によって不和を起こしていたりすると、感覚の異常が起こり、痛いはずのものが痛くない、とか、大して痛くないはずのものが猛烈に痛い、
とか、疲れているはずなのに、それを自覚できない、とか、疲れてないはずなのに強い疲労感を感じる、とかいう、ややこしいことが起こってきます。
そしてこれが、臨床上は非常に多いと思うし、あらゆる大きな病の原因になっていくと思います。
で、それには「肝の臓」の調整が、非常に重要である、と。
次回、そんな超重要な「肝の臓」の、養生法のお話をちょっとして、終わろうかな、と思います。
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何となく分かります。
関連しているのか?ですが、透析看護を長くやっているんですが、患者さんと、話をしていると、「仕事で無理をし過ぎた」「もともと筋肉量が多いと言われていて、クレアチニン(血液データー)が高めだった、仕事で無理をし過ぎたから、透析に」とか、糖尿病で、感覚麻痺を起こしていらっしゃる方も多いです。基質もあるでしょうが、無理が祟らなければ、病気を防げたのではないかと思われる事が多々あります。
楽さん
> 関連しているのか?ですが、透析看護を長くやっているんですが、患者さんと、話をしていると、「仕事で無理をし過ぎた」「もともと筋肉量が多いと言われていて、クレアチニン(血液データー)が高めだった、仕事で無理をし過ぎたから、透析に」とか、糖尿病で、感覚麻痺を起こしていらっしゃる方も多いです。基質もあるでしょうが、無理が祟らなければ、病気を防げたのではないかと思われる事が多々あります。
透析患者さん、そうですか。「肉体的、精神的に無理をしていることを自覚し、自制する。」ということは、万病の予防につながると思います。
出来る限り伝えていきたいところですね。