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久々に書きます!
五臓六腑シリーズであります!!
何となく気が向かなくて、長いこと書いていませんでしたが、今日、なんか知らないけど気が向いたので、書いておこうと思います。
いわゆる”啓示”ってやつデスネ。
(笑・・・たまにあります。)
なんとかしてブログを継続していると、とってもいいのは、こうやって気が向いた時に、あるテーマについて書きためておけば、
そのうち、カテゴリごとにまとまった知識の塊が勝手に出来てくる、ということなんです。
しかも、出版するのと違って、内容の手直し、推敲も迅速、簡単に出来る。
コレは書く側にとってはいいことです。
やはり”継続は力なり”なんですね。
そういう訳で、厳密に推敲した文章ではございませんので、読者諸賢におかれましては、もし本ブログに間違っている内容等ありましたら、ぜひともご教示ください。<m(__)m>
〇
・・・まあ、前置きはさておき、五臓六腑シリーズ最後になります、「胆の腑」です。
東洋医学の言う「胆の腑」は、五臓六腑の中の「六腑」の中の一つです。
「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」って何ですか? 参照
ちなみに”胆”という字は新字体であり、旧字体では”膽”と書きます。
”膽”のもともとの意味は『説文解字(※)』によると瓶(ビン、カメ)という意味があり、肝の臓のすぐ横にあり、胆汁を溜めておく瓶のような形をした器官、と理解されていたようです。
※説文解字・・・後漢の時代の許慎(きょしん)が書いたと言われる、世界最古の漢字辞典→wikipedia
↑↑ちなみにこれが、東洋医学的な「胆の腑」の図です。
まあ確かに、”瓶”て感じですねえ。。。
(張介賓(1563-1640)『類経図翼』より)
またこの”膽(胆)”という字は”い”とも読みます。
クマの胆のうで、漢方薬の生薬である、
”熊の胆(い)・・・熊胆(ゆうたん)とも言う”
は有名ですので、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
リンク先の図を見て頂くと分かるように、東洋医学では珍しく、実際の内臓の姿かたちと、東洋医学の内臓図が近いです。
(笑・・・まあこれはクマさんの胆のうですが。)
この生薬(熊胆)は主に邪熱をとり、炎症をひかせるのに使うのですが、この生薬で面白いのは、水溶液にして目を洗うことで、
結膜炎の炎症をとったり、粉末にして直接ふりかけることで、ヘルペスの激痛をとったり、という使い方があることです。
漢方薬も、飲むばかりではありません。
昔の医者の工夫が見てとれますね。
ちなみに奈良と大阪の境にある生駒山(いこまやま)という有名な山は、『日本書紀』では”膽駒山”と記載されており、漢字学者の白川静先生なんかは、『字訓』という本の中で、
「”胆(膽)”という漢字は”生きる”ということと大きく関わる意味を持つ。」
と解釈しており、ここは興味深いところです。
また、『淮南子(えなんじ) 精神訓』の中に、
”膽を雲となす”
という記載があります。
これは「胆の腑」を自然界のモノで言うと「雲」である、という、なかなか独創的な言説で、これもまた興味深いところであります。
これらの意味は、今後、「胆の腑」の働きや位置づけを説明していくと、うっすらと分かってくると思います。
・・・な~んて、こうやって漢字の解釈やってたら、あっという間に行数が過ぎていってしまいますので、この続きはまた今度・・・。(笑)
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