東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「胆」って何ですか?(その2)

2013.02.01

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前回のお話

「胆(たん)」って何ですか??(その1) 参照

 


続きいきます!!


 

「胆」という文字の意味は、前回書きました。

 



前回の「胆(膽)」という文字が持つ意味について、じゃっかん補足しますと、他には

1.さかんなるもの

2.重いもの

3.単純で混じりけがないもの

4.濃縮されたもの

という意味もあるようです。


アルテミシア『臓腑経絡学』P233 参照)

 

 

いずれも興味深いですが、3.4.については、「胆の腑」が貯蔵する「精汁(せいじゅう)という清らかな汁(胆汁)」というものをそのまま意味するのでしょう。

 



「精汁」については、その役割も含めて、後ほど考えてみたいと思います。

 



・・・まあ、東洋医学の言う「胆の腑」の、”小学生でもわかる”総括的、具体的な説明に入る前に、この「胆」という文字を含む言葉(熟語やことわざ)というのが、

意外と多いので、それについて軽く触れておきます。

 



例えば

「胆力」

「臥薪嘗胆」

「魂胆」

「大胆」

「心胆を奪う」

「肝胆相照らす」

など、精神的なことに関する言葉が多いように思います。

 


ちなみに、「胆力」については、こないだ、蓮風先生のブログにも出て来ましたね。

臨床というもの 135(第930回) 参照


 

臨床家でなくとも、社会人たるもの、プロフェッショナルたるもの、「胆力」は常に要求され、大変重要です。

 


ここが弱いと、徐々に心身を病んでいってしまいます。

 



・・・まあ、上記一つ一つの言葉の解説はネットで調べればすぐに分かるので、いちいちしませんが、このように、「胆の腑」というのは精神的な、特に

「我慢強さ」

「豪快さ」

「いざという時の落ち着き具合」

「心の奥底(深層心理)」

「決断力」

などに関わっている腑なのだ、ということを、昔の人は考えていたのだろうと思います。

 


・・・では次回から、なぜそうなのか、働きの面から考えてみたいと思います。

 




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