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難病

2013.02.15

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こないだ、ふと思った。


「(西洋医学の言う)難病を治すことによってこそ、この医学の存在理由を示すことが出来る。」


という、蓮風先生の言葉。


まったくその通り、と思う。


高度に発達(?)したと言われている現代西洋医学をもってしても治らない病というのは、ゴマンと存在するワケだが、

そういうものに対して東洋医学が一助になるなら、現代における東洋医学の存在意義は大きい、となる。



もちろん西洋医学が当たり前に治せる疾患を鍼灸で治すことだって、治るまでのプロセスの違い、予後に起こる問題の違い、

副作用や後遺症の問題から見ても、重要だが、それ以上に重要なのが、上記の考え方だと思います。


しかしながら、この「難病」の定義自体が、西洋医学の定めたそれによるならば、ちょっと話しが変わってくる。


単なる肩こり、単なる腰痛、検査数値は何の異常もない、でも何年も治らない、病名もつかない、でも日常生活に支障が出ている、

こういうものにも、意外と「難病」と言っても過言ではないようなものが存在することも事実だ。


すぐに命に関わらなくても、”治りにくさ”という意味で。


まあこういうもの(症状)が、いずれ西洋医学の言う「難病」に繋がってしまうことは多いのだが。


こういうものをスパッと治しても、世間では大きく評価されることはない。



病院や接骨院に行って治らなかった腰痛が、鍼で治った、鍼ってすごいね~、東洋の神秘~、となったとしても、

「大学病院でも原因不明の難病が、鍼で治るらしいぞ。東洋医学は日本の医療のカウンターカルチャーだ~!」

という評価にはならない。


世間や業界に評価されたいためにやっているワケではないが、これはちょっと悔しかったりもする。


症状の程度や、検査数値的には大したこと無くても、これが治るって、ホントはめっちゃスゴイことなのに~!ってやつネ。(笑)


・・・そんな訳で、毎日毎日、「難病」に立ち向かい、取っ組み合いし、ブチのめしたり、ブチのめされたり、しながらやっております。(苦笑)

 




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関連記事: 現代医療に関して重症・難病と東洋医学

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この記事に関するコメント

“難病” への2件のフィードバック

  1. 高寺 より:

    いつもいつも勉強させて頂いてます。
    先輩のブログはやる気をもらったりリスペクトだったり、いつも私にとってプラスに働きます。
    この記事にすごく共感し、改めて尊敬した後にふと思ったのですが、世の中難病の名前を背負った患者さんが多過ぎないでしょうか?
    僕みたいな駆け出しの院でもすごい病名の症状が消失したりします。気持ちよく自己陶酔に浸った後、本当に難病だったのか?とよぎります。
    治療の結果治せない→難しい病名で患者を納得させる、結果医療者側のプライドが守られるという図式の存在が見え隠れします。
    難病生産者は医療から抹殺されるべきだし患者の心を無視した許せない行為だと思います。
    散々気落ちした患者の立場に立つと「東洋医学では直せない」は絶対いってはいけない台詞だと思いました。
    志だけは先輩方に負けないよう持っていようと思います。長文失礼しました。

  2. いんちょう より:

    高寺さん
    コメント、ありがとうございます!
    > 先輩のブログはやる気をもらったりリスペクトだったり、いつも私にとってプラスに働きます。
    ありがとうございます♪そう言ってもらえるとヤル気が出ます☆
    >世の中難病の名前を背負った患者さんが多過ぎないでしょうか?
    多いですね~、どんどん増えてるような気がします。(苦笑)
    > 僕みたいな駆け出しの院でもすごい病名の症状が消失したりします。気持ちよく自己陶酔に浸った後、本当に難病だったのか?とよぎります。
    確かに、西洋医学の言う難病は、東洋医学的にみると意外と単純な病気だったりすることがありますね。やはり定義の問題だと思います。
    > 治療の結果治せない→難しい病名で患者を納得させる、結果医療者側のプライドが守られるという図式の存在が見え隠れします。
    なるほど、現代医学のおごりですか。そうなのかもしれませんね。
    > 難病生産者は医療から抹殺されるべきだし患者の心を無視した許せない行為だと思います。
    > 散々気落ちした患者の立場に立つと「東洋医学では直せない」は絶対いってはいけない台詞だと思いました。
    患者さんの話を聞いていると、病院から「治りません。」と言われている人が非常に多いですね。これは言ってはいけないと思います。治るものまで、本当に治らなくなります。
    > 志だけは先輩方に負けないよう持っていようと思います。長文失礼しました。
    いえいえ、頑張りましょう☆

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