東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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脳卒中と鍼灸 その6

2013.06.30

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これまでのお話・・・

脳卒中と鍼灸 その1

脳卒中と鍼灸 その2
脳卒中と鍼灸 その3
脳卒中と鍼灸 その4
脳卒中と鍼灸 その5

 


ではでは、続きいきます!

 

 

◆半身不随

 


これがまあ、脳卒中の後遺症として、ある意味最も恐ろしい症状だと思います。



体の半分が麻痺してしまって思い通り動かせず、歩行や、日常のあらゆる動作が障害される、非常に嫌な症状です。


今でこそ、ずいぶん回復されましたが、倒れてから、退院されたころの長嶋監督の姿に、衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。


これは、西洋医学的には、梗塞や出血によって障害された脳の部分が支配する、体の各機能が、正常に果たせなくなった結果だ、として説明されます。


右の脳が障害されると左半身が、左の脳が障害されると右半身が麻痺します。


治療としては、残った機能の維持増進、新たな機能の開発、ということになります。



いわゆるリハビリテーションです。


現在では、脳卒中の患者さんが増えていることもあって、リハビリテーション専門の病院もたくさんあります。



まあ半身不随になったからと言って、あきらめる必要はなく、リハビリを一生懸命、正しくやれば、かなり回復することも多いです。




しかし、全くの元通り、というのはやはりなかなか難しいようです。



この現状を踏まえて、鍼灸、漢方などの東洋医学は、この場合、有効打になりえるか、という問題です。



結論からいうと、なります。



理論的にも、僕の経験上も。

 


次回はその話。

 




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