東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

小児喘息と霊台 7

2014.04.19

_20201019_000905

 

 

 

**********************************************************************************************
人気ブログランキングへ
     にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 


クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 



これまでのお話・・・

小児喘息と霊台 
小児喘息と霊台 2 
小児喘息と霊台 3   
小児喘息と霊台 4   
小児喘息と霊台 5  
小児喘息と霊台 6  参照


 


続きいきます。

 

◆霊台に鍼してはいけない??


実は多くの古典に、「霊台は禁鍼穴である」つまり、鍼してはいけないツボである、と書いてあります。


このように、経穴には、「禁鍼穴」「禁灸穴」といって、鍼灸をしてはいけない経穴、と言われているものがあります。


しかし、古典に書かれていることを鵜呑みにするのではなく、あえて訝り、実際に鍼灸してみると、確かに有効な経穴もありますので、

そういう古典の記載を教条主義的に絶対視し過ぎるのはどうかと思います。


あくまでも実際の自分の臨床に照らし合わせて、古典の記載の真贋を慎重に見極め、検討していく姿勢が重要だと思います。

 





 


ところで、なぜに霊台に鍼してはいけないのでしょうか。

 



なかなかこういう事の理由を書いてくれている古典は少ないのですが、『古法新解会元針灸学』という本に、

・・・霊台は膏肓(こうこう)に関わり、心の臓を不安定にさせる恐れがある、だから灸の方がいい・・・

という記載があり、同じ本の「膏肓」の説明のところには、

・・・膏肓とは、深い部分にある心の臓の脂の膜で、心と肺に連なり、そこは心の陽気を蔵している、だから鍼はしない方がいい・・・

と、書かれております。

 


この「膏肓」というのは、ツボの名前でもあり、場所の名前でもあり、東洋医学では非常に重要な部位とされております。

 


そのうち気が向いたら詳しく述べましょう。

 


まあつまり、霊台には絶対に鍼しちゃダメ!というよりも、非常に深い部分に関わる重要なツボなので、下手くそはいじらない方が無難だよ、

あるいは灸の方が無難だよ、という風に言われてきた経穴、という理解でいいと思います。

 



続く

 




読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

関連記事: 経穴

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿