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これまでのお話・・・
「左肝右肺」に関して
「左肝右肺」に関して 2
「左肝右肺」に関して 3
「左肝右肺」に関して 4 参照
では続きいきます。
◆そもそも「左右」とは何か
東洋医学(というか東洋哲学)は、何でも陰陽に分けます。
上下や、前後や、左右も。
上下の場合、上が陽、下が陰です。
(動的な天(上)と、相対的に静的な地(下)、と考えたら分かりやすいですな。)
前後の場合、後ろが陽、前が陰です。
(これは人体で考えれば、相対的に堅くて強い背中が陽、脆弱で柔らかい腹部が陰です。)
・・・では、左右はどうか。
これは、「左が陽、右が陰」なんです。
なぜなら、まさに前々回述べた、後天八卦図のように、南面(南を向く)した場合に、左手側(東)から太陽が上り、右手側(西)に太陽が沈むからですな。
日出ずる方角は東(左手側)です。
日出ずる左側は相対的に陽が盛ん、日沈む右側は相対的に陰が盛ん。
また、日本語でも語源的に「火だり」「水ぎ」なんていう噂も。。。
これは、以前ひな祭りという記事や、日本人の自然信仰という記事に少し書きました。
またかつて、スタッフブログにも書かれていますね。 初詣 参照
ご参照いただければ、と思います。
◆「左肝右肺」の考え方が活きる時
つまり「左肝右肺の論」というのは、東洋医学の診断学上、陽である左側に肝の臓が、そして、陰である右側に肺の臓が、診断ポイントとして配置されている論なわけです。
ではここで、「肝の臓」と「肺の臓」を比較して、陰陽で分けると、どっちがどうなんでしょう。
「肝」って何ですか?(その13)
「肺」って何ですか?(その12) 参照
これはまあ、肝と肺の「何をもって」陰陽で斬るかによって違ってくるのですが、あまり細かく言うとどんどんややこしくなるので、基本的には五行で考えたら、
木に属す肝が相対的に陽、
金に属す肺が相対的に陰、
と言えるんですね。
(春秋戦国時代の「陰陽主運説」という考え方によれば、五行は土を真ん中に、木火が陽、金水が陰です。根本幸夫『陰陽五行説』参照)
だから、
木の”曲直”の性質を持つ肝の臓は、肺と比較すると機能的には相対的に陽であり、
金の”従革”の性質をもつ肺の臓は、肝と比較すると機能的には相対的に陰である、
と、一つには考えることが出来る。
(ただし、いつでも必ずそうではないことを付言しておきます。)
だから前回お話した、肝の臓は右4葉、左3葉だから、形態的に右に偏って存在しているから、肝の臓が病的な状態になった時、人体の右に影響が出やすい、
というのは、東洋医学における解剖学、つまり「形態」を考えた場合にそのようになりやすいのであって、「機能」を考えた場合には、左右が逆になることがある、
という風に、「一応は」理解してよいと思います。
ただ、それだけでは、まだ不十分です。
続く
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