東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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〇〇って治りますか?

2010.07.14

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最近よくある、電話での問い合わせに、

「〇〇病なんですけど治りますか?」

・・・というド直球の質問があります。(笑)

 


でもこのご質問、僕は大変ありがたいと思っています。

 


なぜなら、東洋医学と西洋医学の違い、我々の立場を最初から明確にさせていただける質問だからです。

 


東洋医学というのは、西洋医学的な病名さえ分かれば、治療方法が分かって、それに基づいて治療をやれば何%の人が治る、何%の人が治らない、

 

というものでは「ありません」。

 


清明院では、あくまでも徹頭徹尾、東洋医学の考え方で、治るか治らないかの判断をいたします。

 


というか、僕に出来る仕事はそれだけです。

(ただ、もちろん西洋医学の見解も参考にはしますが。)

 


ですので、冒頭のような質問をいただいた場合は、その「〇〇病」を過去に扱ってよくなったいくつかの経験があれば、僕の場合は、

「〇〇病ならよくなることは多いですが、完全に、あるいは確実に治るかどうかというのは、実際に診てみないと何とも申し上げられません。」

と、正直にお答えするようにしています。

 

 

ここで、

「あー、〇〇病ネ。治りますよ!」

なんてハッタリをかますのも、もしかしたら大事なことかもしれないけど、僕はそういうのは趣味じゃないし、なんか無責任だと思うのでしません。

 


患者さんにしてみたら、難治性の病気を治療する、ということは、お金も時間も労力も大変かかることです。

 


これまでの人生、そのためだけに生きてきた、なんておっしゃる方もいます。

 


そういう患者さんが、最初の電話の段階で、

「治るよ。」

と言われたら、そりゃあさぞかし嬉しいし救われるだろうと思うけど、それで実際に治療してみて、万が一治らなかった場合のガッカリ感、

 

絶望感たるや、想像を絶するものがある筈です。

 


だから僕としては、ここは極めて慎重に、発言に十二分に責任を持って対応せねばならない場面だ、と考えています。

 


そして、実際に僕に期待をかけて、来院して下さったならば、そこでまた十二分に説明し、同意、納得していただいた上で、初めてそこから治療開始、

 

という流れになるんです。

 


そして経過中も、何か問題が起きたならばその都度その都度、患者さんと話し合いながらいい方向を模索していく、プロの見地からアイデアをご提案させていただく、

 

そこまでやんないと、治療とはなかなかうまくいかないもんです。

 


臨床は真剣勝負なんです。

(病気とのネ。)

 


絶対に負けられないし、負けたくないんです。

 


だからいつも慎重かつ大胆にいかないといけないんです。

 


大変だけど、いい仕事。

 

 



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