東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「陰陽水」について

2013.04.11

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難病の患者さんを多く診ている。


難病の患者さんがカゼをひくと厄介だ。


皮膚表面が冷え、熱が発散できなくなって、熱がこもる。


すると、籠った場所にもよるが、色々な症状が出てくる。


例えば、喉の渇き。。。


そうすると、どうしてもたくさん飲んでしまうことがある。


そうすると今度は、飲み過ぎた水によって、胃腸や、その他の五臓に負担がかかる。


そうすると、結果的に「気血」が作りだしにくくなる。


全身のパワーダウンにつながる。


難病、進む。


・・・この流れ、非常にヤバい。


今日、それをどうにか食い止めた。


表面的な冷えをとりつつ、籠った熱をとりつつ、胃腸の働きをフォローする意図で、鍼を一本。


所見、好転するものの、まだ完ぺきに安心できないと思ったので、「陰陽水※」を飲ませ、脈の変化をうかがう。



バッチシ。



東洋医学最高。

 


※陰陽水とは、冷水を熱湯で割ったぬるま湯。患者さんに合わせて微調整が必要。(出典は『多識編』か。)

 




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この記事に関するコメント

“「陰陽水」について” への2件のフィードバック

  1. Dm より:

    陰陽水?何ですかその技?それも患者さんに合わせて微調整が必要って…今度詳しく教えて下さい。

  2. いんちょう より:

    Dmさん
    コメント、ありがとうございます!!(*^_^*)
    >今度詳しく教えて下さい。
    まあ、詳しくって言っても、これ、そのまんまなんですけどネ。(爆)臨床現場の局面によっては非常に使える知識かな、と思ってますー。

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