東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「脈」か「脉」か。

2013.05.17

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今日はちょっと専門的なお話・・・。


東洋医学では、「脈診」というものを非常に重要視しております。

「脈」で何が分かるの? 参照


この「脈診」なんですが、本によっては「脉診」と書く場合があります。


今日は、

「これ、どう違うの??」

という、一般人から見たら、また、多くの専門家から見たって、どーでもいい話。(笑)


僕は意外とこーゆー細かい話し、嫌いじゃなかったりします。(*^_^*)


なぜなら、こういうところに、意外と新しい治療の考え方のヒントがあったりするからです。

(僕の場合はね。)


・・・で。


「脈」に関しては、

”細く分かれて通じる”という意味。細長くつながっているものを表わし、「山脈」,「葉脈」、「人脈」などと使う。「脈絡」(物事のすじみち)とは、本来が「血管」の称である。

とある。


また、「脉」に関しては、

「脉」は「脈」と同じ。「脈」の簡化字。

とある。


・・・ん~、つまらん。(苦笑)


では、つくりである(ハイ)」「永(エイ)」の違いから、何か分かるか。


(ハイ)」

血管が分かれることを指す

とあり、

「永(エイ)」は、

水脈が合わさることを示し、水勢が最も強くなること

という。


これ、なかなか面白い。


となると、我々がやっている”手首の動脈の拍動のみの具合をうかがう”「脈診」の場合は、

「脉診」と書いた方がニュアンスが近い。


なぜそう思うか、という話しは、長くなるからしませんが、あえてこだわって「脉」の字を使う人の気持ちがちょっと分かったような気がして嬉しい。(笑)


もうちょっと深く調べてもいいんだけど、今日はおしまい。


(ちなみに上記は、白川静、藤堂明保、諸橋轍次の言説に基づいています。)

 

 

 

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