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「肥満」と東洋医学 6

2014.05.30

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前回のお話し・・・

「肥満」と東洋医学
「肥満」と東洋医学 2
「肥満」と東洋医学 3
「肥満」と東洋医学 4
「肥満」と東洋医学 5

 


・・・では、続きいきます!!

 

ここらでいったん切りましょう。

 


◆糖尿病の治療で肥満になる!?


肥満には、西洋医学的には、飲食の不摂生や、運動不足に起因する

単純性肥満

と、ホルモンや脳の病気などに由来する

症候性肥満

と、2種類の肥満があります。

(単純性肥満が90%とも言われます。)


慶応義塾大学 KOMPAS「肥満」

日本肥満学会診療ガイドライン2016   参照

 

 

 

この、症候性肥満の中に、内分泌性とか、遺伝性とか、色々な種類があるのですが、この中に、

 

”糖尿病の治療によって、結果的にホルモンの異常が起こってなるもの”

 

というのがあるそうです。

 


これについて、少し考えてみましょう。

 



普通、糖尿病といったら、一般人としては「二型糖尿病」を連想する訳で、暴飲暴食や贅沢な食事を繰り返し、結果的に肥満になったり、

 

結果的に糖代謝が乱れ、血液中の糖の値、つまり血糖値が上がってしまった病気、という認識だと思います。


(・・・ザックリし過ぎ?(笑))

 

因みに「二型糖尿病」以外に、免疫の異常から、膵臓のインスリンを分泌する細胞が壊れてしまって、結果的に血糖値の上がってしまう「一型糖尿病」があります。

 


いずれにせよ、これらを治療していて、肥満になるとは、一体全体、どういう訳か。

 


これは、糖尿病の治療で、糖代謝を正常化するために、インスリンというホルモンを注射したりして補充する治療を行う場合があるのですが、

これによってインスリンがかえって過多になったりすると、脂肪が合成される方向に働き、肥満になってしまう、という場合があるようです。


あるいは、治療によって目的通り血糖値が下がったが、それによって空腹感が強く出て、我慢できなくて食べ過ぎてしまって、かえって肥満になってしまう、というケースもあるようです。



この背景には、糖尿病の患者さんの管理に関しては、入院でもさせない限りは、患者さんの3食の時間やメニューまでキッチリと管理することは難しいため、調整が難しい現状があるようです。

 

ですので、上記のような不具合がありつつも、漫然とインスリン投与を続けてしまう患者さんも多いのだとか。



我々も、糖尿病の患者さんを診ることはありますので、この辺の知識は踏まえておいた方がいいと思い、最後に加えました。

 



・・・なんか最後は堅い、しかも西洋医学の話になっちゃったけど、肥満と東洋医学、いったん終わり。(笑)

 




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