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肩こりと東洋医学 6

2014.11.06

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これまでのお話・・・

肩こりと東洋医学

肩こりと東洋医学 2
肩こりと東洋医学 3
肩こりと東洋医学 4
肩こりと東洋医学 5


では、続きいきます!!

 

◆「ココロ」と「コリ」


前回の最後に、「肩こり」が日本人に特別に意識されるようになったことには、”日本人のメンタリティー”が関わっている面もあるのではないか、

 

というお話をしました。


ここで、メンタリティーって、何でしょう。



辞書によれば、

心のあり方。精神のもち方。心性。精神性。

とのことです。



じゃあ、日本人の心のあり方って、どんなもんなんでしょう。


おもてなし?

思いやり?

惻隠の情?

武士道・・・?


最近、中国や韓国など、ご近所の国と、色々とよくない感じで関わることが多く、そのたびにマスコミ等で、

「日本人のメンタリティー」

の問題についてはよく取りざたされますね。


まあ要は、日本人にも色々な人がいるから、あまり決めつけるのもいかんのだけども、

よく言えば真面目で、勤勉で、賢く、優しく、器用で、繊細で、家族や仲間想い、

悪く言えば大人しくて(陰湿で、)、自己主張が下手で、でもキレると見境がない、日和見主義的で付和雷同的、

って感じなんでしょう。(笑)

 

よく日本文化として美徳的に言われる

 

「和を重んじる」

 

なんてのも、裏を返せば

 

「同調圧力がキツイ」

「権威主義的」

「何をするにも右へ倣え的で自己主張がない」

 

といえば、そういう側面はないでもないですよね。

 

 

まあ何事も、いい面と悪い面がある、ということでしょう。

 



ともかく、こうしたメンタリティー(心のあり方)が、他国よりも「肩こり」というものを過剰に意識させる結果となった側面があるなんて、面白いもんです。

 

 



ところで、「ココロ」という言語ですが、これの語源は、「凝々(こりこり ころころ)」「凝る(こごる)」などのコル・ココルからであるとする説が多く見られるそうです。



疑うに似た「凝る」という字が関係するというのは興味深いですね。



蓮風先生も以前、「ココロコロコロ」というテーマで、講演をなさったことがあります。



その時に、

「ココロはコロコロ変わるからココロと言うんだよ。」

と仰っていたのが印象的でしたが、一方で、停滞を意味する”コリ”が語源になっていることは興味深い。



そもそも停滞したり、流動したりするという意味を含んでいるのがココロなんですね。

 

 

そう考えると「不動心」ていうのは、カッコいいけど非生理的か??

 

(笑・・・それはまた意味が違う!とかっていう、野暮な突っ込みは止めて下さいね、冗談なんで。。。)

 




続く

 




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