東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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免許更新!

2010.04.01

昨日寒いですね!とブログを書いたら今日は暑いですね!(苦笑)こんな日はよっぽど気をつけてないとやられますよ~。

僕は今日は珍しく早起きして、運転免許の更新に鮫洲の試験場まで行ってきました!

鮫洲、新宿からだと意外と遠い・・・。

試験場について入った瞬間、後はベルトコンベアーに乗ったかのように次から次に、極めて「事務的に」手続きを済ませ、あっという間に免許更新しました。

これって、意味あんのかな・・、と若干思いましたが、法律で決まっているんだから仕方ありません。日本は法治国家です。(笑)

ところで、かなり前(10年ぐらい?)の「刺絡学会(しらくがっかい)」という鍼灸の学会の学術大会で、東京衛生学園の現理事長で、現(社)全日本鍼灸学会の会長でもある後藤修司先生がこんなことを発言しておられました。

「鍼灸師の国家資格に更新制度を作るべきだ!諸外国では医師免許を始め、医療系の国家資格は更新制度があるのが当たり前。しかし日本にはなぜかそれがない。そこで日本の鍼灸師が自ら「自主的に」更新制度を作ったと宣伝すれば、国民の評価は高まるはずだと思いませんか!?」

・・とね。僕は当時それを会場で聴いていて、

「なるほどね!それはいい考えだ!確かにそれをやれば、国民の評価は確実に上がるよね!」

と思いました。しかしそれから10年ほどたった今、そのような動きはほぼゼロに近いんじゃないでしょうか・・?

なんででしょうか?・・実はコレについても、鍼灸師の足並みが揃っていないことが大きく関与しているように思います。

「鍼灸と保険」のシリーズの中で述べたように、日本の鍼灸師は各人でやり方も知識もバラバラ状態です。それぞれが勝手気ままに、言いたいことを言って、やりたいことをやって、それなりに効果を挙げている、という現状があります。

こういう現状の中で、もし更新制度を作ったとしても、その内容を決めるのは並大抵の仕事量ではありませんし、国からそれに対する補助金が出るとも考えにくいと思います。

そりゃあ、誰もやりたがらんわなあ・・、と思います。

どうせ更新制度を作るなら、それなりの内容のものを作らないと、自動車運転免許の更新みたいに、単なる事務手続きみたいになっちゃって意味がないし、かと言って、カチッとした、業界の内外のコンセンサスを得たものを作ろうと思ったら、これまた超大変です。

しっかしそう考えると、極めて難儀な業界ですね・・・。(苦笑)

てなわけで僕的にはやっぱり臨床が一番です!鍼をして、病が治り、患者さんに笑顔が戻る!!ついでに僕も笑う!コレしかない!と思います。(笑)

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