東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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クチナシ!!

2010.05.17

以前、花咲く清明院でお伝えした、この花↓の名前なんですが・・・、



多くの患者さんの御協力で、「クチナシ」と判明いたしました!!

・・・まったく、クチナシの実と言えば、かの有名な漢方薬、「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」の構成生薬の一つ、梔子(しし)じゃないですか!!!

いくら湯液家じゃないにしたって、東洋医学をやっているもののはしくれとして、あー、情けない情けない・・・(>_<)

とんだ恥をさらしてしまいました・・・。今度からはこういうの書く時は気をつけよ・・・。(反省)

清明院の往診患者さんには、代々農家をやっておられる患者さんが何人かおられます。

今日はその患者さん達の、「クチナシ」にまつわる雑学の多さに圧倒されました・・・。(やっぱ患者さんは先生。)

上の写真の、清明院の鉢植えのクチナシは、品種改良された「八重咲き」というクチナシだそうで、このクチナシはいくら大きく育てても実はつかないそうです。

また、クチナシの果実を乾燥させると食品を黄色く着色するのによく用いられ、お正月の栗きんとん、たくあんなどの着色によく使われるそうです。

また、クチナシの果実=梔子(しし)は、つぶして火傷や炎症が起こっているところの患部に貼って、湿布として貼るとよく熱が取れるとか、女の子のいる家には「嫁のクチがナシ」ということでゲンが悪いから植えない、とかetcetc...

出るわ出るわ、「クチナシ」にまつわる雑学の数々・・・。

即席「クチナシ博士」となりました。。。

教えて下さった患者さま各位、ありがとうございました<m(__)m>

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