東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

何故勉強会に行くのか

2010.10.27

たまに、同業の人から、

「いつも何でそんなに勉強会に出てんの?」

と言われることがあります。コレに対して僕は、

「”気合い”です。」

と答えることが多いです。(笑)

・・・だいぶ前のことになるけど、去年の11月、(社)北辰会関東支部において、我々が普段臨床に用いる、「打鍼(だしん)」をテーマにした研修会が行われました。

11月(社)北辰会関東支部大研修会 参照

この研修会で教わったこと、というのは非常に貴重でして、現在でも治療で腹診をする時、打鍼をする時、腹部に鍼をする時に、

「あー、蓮風先生はあの時、こういうことを言ってたのかなー・・・。」

と思わされることがしばしばあります。

近年ではあの日ほど、打鍼の実技を解説付きで公開した時はなかったでしょう。

チラッとしか述べていないことや、独り言のように、呟くように述べたことの中に、恐ろしく重要な内容が隠されていたりしました。

僕はあの日の当日、

「おそらく今日はそういう勉強会になるだろうな・・・。」

と思っていたので、全神経を耳に集中させて、話に耳を傾けていました。

「集中力の大事」

 

です。

(このテーマ、今度書こうかな・・・。)

これが出来ないと、せっかく日曜日をつぶして勉強会に行っても、ろくに”いい情報”を得られず、骨折り損のくたびれ儲けで帰ってくる破目になります。

しまいにはお金払って損したような気分になり、自分で自分のヤル気を損ねてしまいます。

勉強会に行ったはいいけど、消化不良で帰ってきて、何にも上達感や充実感を得られないのは、自分自身に責任があると言っていいと思います。

厳しいけど、そうなるぐらいなら最初から行かない方がいい、という話になります。

そして、もしそこで上達感や充実感を得られたとしても、帰ってきてからの自分の臨床で、教わってきたことを何度も何度も反芻出来る環境がないと、

それはそれでどんどん忘れ去っていってしまい、結局身につかない、美しい思い出にしかならない、という結果となります。

・・・よく、

「あの人は記憶力がすごい!」

というのは、その”あの人”は、何度も何度も、教わったことや新しく手に入れた知識を想起し、反芻出来る環境を持っているからです。

逆に言うと、必要ないことはじゃんじゃん忘れ去っていく能力の持ち主、ということです。

これが記憶力の正体であるように思います。

「記憶力の大事」です。

・・・だからコレも要は結局、その人次第、ということになります。

つまるところ、何をするんでも、結局は自分自身の「気合い」が大事なんだよね、ということです。(笑)

分野に関わらず、気合い一発で凡人が超人になることが出来る、もしそうならば、その気合の源泉て何なんでしょうね・・・。

きっと単純にして分かりやす~い、ポジティブな感情なんだと思います。

これが「心持の大事」にも繋がるんでしょうな・・・。


読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

人気ブログランキングへ      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)


清明院スタッフブログ『清明なる日々』  


 

 

 

関連記事: 勉強会参加報告!

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

“何故勉強会に行くのか” への4件のフィードバック

  1. anray より:

    先生の“気合い”の話を読んで、私も気合いが入りました(>人<;)
    ありがとうございます‼
    そして、今日は急にスミマセンでした…
    本をポストに入るだけ入れといたので見て下さい☆

  2. 鍼灸学生 より:

    もしかしてスポーツで良くある、
    『気合い』
    を入れた時に発揮される力も
    東洋医学と何か関係ありますか?
    (質問になってしまいすみません…)

  3. いんちょう より:

    anrayさん
    >今日は急にスミマセンでした…
    いえいえ。
    > 本をポストに入るだけ入れといたので見て下さい☆
    見ました!ありがとうございます!!感想は今度来た時にでも・・・。(笑)

  4. いんちょう より:

    鍼灸学生
    > もしかしてスポーツで良くある、『気合い』を入れた時に発揮される力も東洋医学と何か関係ありますか?
    関係があるというか、東洋医学的な説明はつけれると思います。是非、「じゃあどう説明するか」ということをご自分で色々御調べになり、考えてみることをお勧めします。
    そういう「疑問を持つこと」と「それを自分なりに解決すること」の繰り返しが、パワーアップの秘訣じゃないかな、と思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿