東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小野太朗先生の言葉 2

2017.03.05

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↑↑山奥で出会った鹿さん。

 

 

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前回のお話

 

小野太朗先生の言葉 1  参照

 

 

この論考は、小野先生による

 

「人間はなぜ生きているのか?人間とは何か?」

 

という問いから始まります。

 

(壮大!!( ゚Д゚) まあまさに哲学ですね。)

 

 

・・・で、なぜそういう問いを設定するのかというと、

 

「自分自身の世界観、人生観によって、人生を具現してゆく手段として鍼灸を発見し、患者と対峙する中で、何かが得られるとの期待と確信を得たからである。

 

私は鍼灸に”哲学”、”人間”を対峙させることで、鍼灸の本質の探究を試みたい。」

 

と仰います。

 

 

これを書いたのが、小野先生が30歳くらいの頃じゃないでしょうかね。

 

 

うんまあ、文章が硬いんで、ちょっと取っ付きにくいけど、言っていることは分かる。

 

 

自分の人生かけて、真剣に人生の仕事として鍼灸をやるんだから、まず根本哲学として

 

「人間観、人生観、患者観、医療観を鍛えよう」

 

ということだと思います。

 

 

真面目な話、鍼を持つ人間に、こういうノリが初めの段階でなかったら、やれお金だ、名誉だ、私利私欲だ、となっていきやすいのかもしれませんね。

 

 

 

続く

 

 

 

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