東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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日本人の自然信仰

2011.01.15

 

 

 

 

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去年の年末、「神主学説」の講義の中で、”左と右”に対する、とある解釈を紹介しました。

 


即ちもともとの語源が「火だり」「水ぎ」という考え方です。

 


そしてそれを受けて、副院長の松木が年始のブログ『清明なる日々』において、『天地明察』という本の中の、「火足(ひだり)」「水極(みぎ)」という記載を紹介してくれました。



初詣
 参照

 


”左右”は左が陽、右が陰と、陰陽で分けられると同時に、『黄帝内経素問』陰陽応象大論(5)では左右を合わせて「陰陽の道」とも言われます。(
「・・左右者陰陽之道路也.・・」)

 

ここからさらに、前後、上下という空間物体の認識、循環や回転という理論なんかも生まれてきます。

 


そして、講義の中ではさらに、「火」と「水」を合わせて「火水(カミ)」と言い、つまり陰陽のあやなす業こそが、「神」なのだ、という、一つの考え方、解釈を紹介しました。


・・・大いなるカミと自然への限りなき畏敬、日本人の素朴な信仰の原点とは何なんでしょうか。

 


太古より自然は、人智の及ばない、大いなる存在でした。

 


雨風や日照をコントロールすることなど、所詮人間にはできやしません。

 

 

そうすると、結論として人間は、それでも自然を征服しようと戦い続けるか、それともうまく折り合いをつけ、自然と柔らかい関係を結ぶか、しかできない訳です。

 

 


豊かな森と水に恵まれた日本列島の「昔の」日本人は、大自然とうまく折り合いをつけ、柔らかい協調関係を結び、自然と共に生きることを選んだのだと思います。

 

 

・・・反対に現代の日本は、どちらかというと自然と闘い、破壊し、支配しようとしている側です。

 


あるいはそっちに加担せざるを得ない状況になっている、とでも言いましょうか。

(みんなある一定の、ほのかな違和感を感じつつ、です。)

 

 

自然は、無限の恵みを与えてくれると同時に、一瞬のうちにすべてのものを奪い去ってしまうことがあります。

 

 

そこで人々は、自然の織り成す森羅万象を「カミ」と呼び、豊作や大漁の豊穣をもたらしてくれた「カミ」をもてなし讃え、荒ぶる「カミ」を畏れ鎮めたのです。

 

 

日本人は、太古より自然共に生き、「カミ」と共にあった訳ですネ。

 



現代人にも、心のどこかに、この考え方が眠っているような気がします。

 

 




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