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熱の華(ネツノハナ)

2011.01.26

 

 

 

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「熱の華」という言葉がある。

 



主に唇に出来るヘルペス、口角炎などを言うことが多いが、出典等は不明。(そこまでちゃんと調べてないけど 笑)

 


まあ一般的には、これらを患うと、皮膚科に行ったり、内科に行ったりするんじゃないでしょうか。

 


ヘルペスには軟膏やら、口角炎にはビタミン剤など、というのが、一般的な治療法としては知られています。

 


もちろん西洋医学の方法論をとやかく言うつもりは全くないけど、これ実は、鍼でイケることが意外と多いように思います。

 


というのも、これらの症状を持っている患者さんの話をよくよく聞くと、人によって全然症状の出方や、程度や頻度、悪化する条件なんかが違うことが分かります。

 


暴飲暴食で出る人、

睡眠不足等、肉体疲労で出る人、

精神的なストレスで出る人、

カゼをひくと出るという人、

あるいはこれらが合わさって初めて出る人、

ちょいちょい出るけど大して痛くもかゆくもなく、あまり気にならないという人などなど、

 


実にいろんなパターンがあることが分かります。

 


・・・まあ、「熱の華」と言われるだけあって、東洋医学的には

「熱邪(ねつじゃ)」

あるいは

「火邪(かじゃ)」

が中心になっていることが多いのですがネ・・・。

「風」「火」について
「湿熱」について   参照

 


・・・まあそれはさておき、東洋医学ではこれらのパターンなどの中から、その人の普段の生活や、置かれている環境から、最適な治療方法や頻度を多面的に考え、

 

症状を抑えることはもちろん、出ない体質になるための工夫も同時にやっていきます。

 


つまり要は、

出るたんびに薬を塗ったりして抑えるのを繰り返すよりも、なぜ出るのかを理解して、治療もしながら、出ない体質になった方が効率よくない?

って話です。(笑)

 

 



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