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情と理

2011.01.27

 

 

 

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「情」と「理」・・・。

 



後藤田正晴という人の、同名の著書が有名ですが、それはさておき、

感情、情念、情緒

というものと、

理論、理屈、理性

の関わり、バランスの問題は、誰しも人生の様々な場面で考えさせられることが多いはずです。

 


そんなこと考えたこともない、と思った人もいるかもしれないけど、そういう人はそういう人で、あまり深く考えていないだけで、この問題に直面した経験は必ずあると思います。

 



・・・人生のあらゆる場面で、人間が悩むとしたら、これに尽きると言っても過言ではないんじゃないだろうか、という気ィすらします。

 


何か問題に直面した時、論理的に考えて、こうするべきだ、とか、こうした方がいいとかは、比較的すぐに出てきます。

 


・・・が、理屈では分かっちゃいるけど気分的にそうしたくない、という時がある。

 



また、その逆に、気持ち的にはこうしたい、・・・でもこれこれこういう理由で、それが出来ない、という場合もある。

 



みんな毎日、大なり小なり、こういうことの繰り返しじゃないだろうか。

 



ここら辺のことで感じるジレンマの積み重ねが、その人の「病気」の正体だったりすることは少なくありません。

 



まあ要は、人間の気持ちなんてものは、理屈でサクサク斬れるほど単純なものでない、ということなんです。

 



コレ(情と理)、どっち優位でものごとを考えた方がいいかは、はっきり言ってケースバイケースでしょう。

 



というか、これをどれだけ、TPOに応じて臨機応変、変幻自在に使い分けられるかが、その人の賢さのような気がします。

 



なので、あの人は情念の人、とか、あの人は理屈の人、とかいって斬った時点で間違いの始まりなような気がします。

 



「情と理」の問題は、色んな哲学者が取り上げています。

 


ジャン・ジャック・ルソー(1712-1778)曰く、


「人を作るのが理性であるなら、人を導くのは感情である。」


また、日本が世界に誇る数学者である岡潔(おかきよし 1901-1978)さんがこんな言葉を残しています。

 

「人間が人間である中心にあるものは、科学性でもなければ、論理性でもなく、理性でもない、情緒である。」


異なるようで、似ている見解ですね。

 


・・・僕が今のところ問題視するのは、

”どっちが中心か”

ではなく、

”この場合に、それを中心と考えた理由は何か”

だと思っています。

 

 

 


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