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「ボキャブラリー」の大事(その2)

2011.05.13

 

 

 

 

 

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前回のお話・・・

「ボキャブラリー」の大事


 


前回、「人に何かを伝える」ことを考えたとき、それなりに工夫しないと上手く伝わらないよ、というお話と、そのために「何をどう」工夫するのがいいか、というお話を少ししました。

 



これは最近話題の「コミュニケーション力」や「教育力」とも大いに関係します。

(ちょっと前だけど、池上彰さんの『伝える力』が非常に話題になってましたね。)

 



日々、患者さんと接する我々臨床家にとっては、このことについて考えることは超重要なのです。

 


なぜなら毎日、患者さんに対して、東洋医学のことを説明し、「伝え」なければならないからです。

 



ところで、大学の教育学部にいかれた方ほどではないと思いますが、鍼灸学校の教員免許を持っている我々も、専門学校の鍼灸教員養成課程(専攻科)では、

 

「教育技法」や「教育学」など、教育に関するいくつかの科目について履修します。

 



これらの科目では、いかにして伝えるか、という技術論、方法論、原理等を学びます。

 



この科目のいくつかの講義の中で、僕が個人的に特に印象的だったのは、

「講義での伝わりやすさに影響する一番の媒体は”声”なんです。」

という、とある先生の言葉でした。

 



ここでいう「声」というのは、「音量」「テンポ」「間」「抑揚」「言葉づかい」など、全ての要素を含むものと思います。

 



今日はその「声」というものに焦点を当てて、少し前回の内容を補足します。

 



普段、友達と喋っている声と同じ調子で講義をやったら、全然伝わらないし、アナウンサーのように抑揚のない喋り方で原稿を読むように喋っても伝わらない、

ハッキリとしていて、聞きとりやすく、テンポがよく、歯切れのいい言葉でやった方が、聞いてる方にはよく伝わります。

 


こないだの4月に行われた(一社)北辰会関東支部、代表講演の感想を、初参加の鍼灸学生さんに聞いたところ、

「蓮風先生の声がすごくしっかりされているのが一番印象的でした。」

とのこと。

 


それぐらい、”声”というのは聞き手の印象に残りやすいものなのです。

 



でも、だからと言って、音量(ボリューム)が大きければ大きいほどいいというものではありません。

 


僕なんかは小さい頃からよく、あらゆる大人達に、

「お前うるさいからもう少し小さい声で喋れ!」

と注意されてきました。(笑)

 


・・・いまだにコレは治りませんが。

(苦笑・・・不治の病かもしれません)

 



患者さんに病態を説明する時、講義する時、スタッフに仕事を教えている時など、日常のあらゆる場面で「声」というものの重要性を再認識させられることがあります。

 



何とかして伝えたいのに、相手に伝わらない時、一つには自分の「声」に問題がないか、考えてみるといいかも知れません。

 

 


次回に続く。


 

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この記事に関するコメント

“「ボキャブラリー」の大事(その2)” への2件のフィードバック

  1. kiko より:

    いつも楽しく拝見しています。
    確かに声って重要ですよね、言霊というか
    そのものが与えるエネルギーというものが
    あるのが分かります。音で言うと音楽が精神に与える影響に関して先生が普段意識していることも次回特集してもらえたら嬉しいです。
    私はいつもヒーリングミュージックのような
    ものをリラックスしたいときにかけています。
    そういえば治療院でも音楽が流れていますね。
    ちなみに題名はなんですか?
    御自宅でも色々聞いたりしているのでしょうか?

  2. いんちょう より:

    kikoさん
    はじめまして!(・・・と言っても、患者さんですネ?(笑))コメント、ありがとうございます!!
    > 言霊というか、そのものが与えるエネルギーというものがあるのが分かります。音で言うと音楽が精神に与える影響に関して先生が普段意識していることも次回特集してもらえたら嬉しいです。
    「音楽療法」というものが存在するぐらいですからね。「音」が人間に与える影響は非常に大きいと思います。そのうちまとめようと思っています。
    > そういえば治療院でも音楽が流れていますね。ちなみに題名はなんですか?
    あれのタイトルは、チベットの言葉で書かれていて読めません・・・。(苦笑)今度調べときます♪
    > 御自宅でも色々聞いたりしているのでしょうか?
    聴いてますよ~。ほぼ常に聴いてます。僕は何でも聞きます!なので特定のジャンルに詳しいタイプの人とはちょっと違いますネ・・・。

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