東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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メリハリ

2012.01.25


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「先生は悩みなんてないでしょ!?」


・・・と、たまに言われます。(笑)


いやいや、ありますってそれなりに!(*^_^*)


僕みたいなモンにも、一応ね・・・。(笑)


まあただ、”それなりに”ですけどネ・・・。(爆)





”悩み”というものについては、結局は、色々と悩むのはごく普通のことであって、要はそれを引きずらない「メリハリ」が大事なんだと思いますね。


いつか書いたように、東洋医学には「七情」という言葉があります。


「七情」まとめ 参照


これらの感情が伸び伸びと、普通に起こるのは問題ないのですが、ある感情がいつまでも続いたり、あるいは過剰に生じたりすると問題なんです。


場合によっては気持ちが暗~く沈んでくるし、楽しくなくなってきて、笑うモノも笑えなくなってきます。


あるいは常にイライラしたり、極端に視野が狭くなって、周りが見えなくなっていきます。


そうするといわゆるKY人間になってしまい、それがまわりを不快にさせ、ひいては自分を不快にさせるという、悪循環に入ってしまいます。



どんどん余裕がなくなっていく訳ですネ。


自分で自分の首を絞めるというか。


この負のスパイラルに入っていたら、どこかでなんぼ悩みを吐き出してみたところで、状況は変わっていかないでしょう。


むしろ、それを聞かされた人を不快にするだけです。


要はこの、気持ちの上がり下がりと、周囲との関わり方に、自分なりに「メリハリ」をつけることが大事なんです。


僕も10代の頃から、なるべく自分で意識して、長い年月をかけて、徐々に以前よりはコントロールできるようになりました。


僕も昔は、自分の感情がうまくコントロールできない時がありました。


極端にイライラしてみたり、不安がってみたり・・・。


今思うと、弱かったんですネ、色んな意味で。


さすがにそのうち、

「このままでは身がもたん!」

と自分から思うようになり、色々と心がけるようになりました。


そりゃあ人間だから、どこまでいっても仏さんみたいになんて、なかなかなれないけども、本気でやれば何とかなります。


少なくとも、今よりは全然よくなります。


間違いなく変わってきます。


「正しい鍼を受ける」


というのも、そのための、一つのいい方法だと思います。


「大丈夫」です!



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