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最近、｢朝まで生テレビ｣をよく観ています。

あれを見ていると、

｢あ～、この人鋭いな～。｣

とか、

｢この人、一見論理的だけど、実は言ってることがトンチンカンだな～。｣

とか、

｢この人は、冷静を装ってるけど、ずいぶん感情が先行した物言いだな～。｣

とか、

｢この人、知的に難しい言い回しばっかり言うけど、ちっとも自分の意見を言わないな～。きっと批判の対象になるのが恐いんだろうな～。｣

とか、

｢うんうん、この人の視点、面白い！｣

とか、色々な感想を持ちます。

これが、我々にとって、特に診断面で重要な、｢論理的思考｣を養う訓練にもなるし、｢物事を批判的、多角的に見る｣ということの訓練にもなり、実は我々の仕事の役に立つのです。

それもあって、よくこの番組を見る訳です。

ところで、｢議論｣を辞書で引くと・・・、

「互いの意見を述べて論じ合うこと。」

と、出てきます。

ちなみに、「ディベート」を辞書で引くと、

「一定のテーマについて、賛否二つのグループに分かれて行われる討論。」

と、出てきます。

ここで分かるように、「議論」と「討論（ディベート）」は似ているけどちょっと違いますね。

あるテーマに関して、賛否両派に分かれて、白黒ハッキリつけるのが「ディベート」、あるテーマについて、より建設的な結論を求めて、みんなで意見を出し合うのが「議論」、という感じでしょうか。

個人的には、｢建設的な、意見交換としての議論｣だったら大好きだし、よくやるんだけど、討論、論争によって相手を論破し、結論を出すということは、

よっぽど必要じゃないなら、やめた方がいいと思っていますし、あまり好きではありません。

僕がそういう｢討論、論争｣が嫌いなのは、もし僕が論破されたら頭に来るだけだし（笑）、論破しちゃったら可哀想と思うからです。

逆に言うと、もしやるからには白黒ハッキリつけ、しかも自分が勝たないと気が済まない、ということです。（笑）

ちなみに、これは坂本竜馬も、同じ考え方だそうですね。

｢議論などは、よほど重大なときでないかぎりしてはならぬといいきかせている。もし議論に勝ったとせよ、相手の名誉をうばうだけのことである。通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、負けたあと持つのは負けた恨みだけである。｣

という言葉を残しており、僕はコレ、まったく同感です。


（笑・・・真似した訳じゃないよ。たまたまそうだったんです。）

論破して、相手の意見をねじ伏せてみたところで、その相手には恨みしか残らず、相手の生き方に変化も起こらず、まさに不毛な争いなんです。

かと言って、双方の意見を汲んだ、いいとこどりの折衷案、妥協案に落とすのも、あんまり好きじゃない。

まあ、竜馬もそうだと思うけど、こう考える人って「感情的」なんですよね・・・。

そもそもこういう、感情的で攻撃的な性格の人は、実は「建設的な議論」の場には向いてないんだそうです。（笑）

てことは、下手の横好きか・・・。（苦笑）

まあとりあえず、一つのことに関する、色々なものの見方があって、それらを踏まえて、自分なりの最良の結論を出す、

というのは好きだけど、自分以外の意見を力づくでねじ伏せる、ねじ伏せられるのは、あまりいいと思わない、という感じなのです。

ですので、このブログや、その他色々なところでの私の発言に関しては、何か明らかな間違いがありましたら、御指摘頂ければ謝って訂正しますが、

私の発言をネタに、カンカンになって討論を挑んで来られても、残念ながら「無視」しますのであしからず。笑

また、どこかのSNSなどで、私の名前を出して誹謗中傷をされた方については、内容を吟味の上で、問題があればすぐに警察、弁護士に相談し、

法に抵触している内容であれば、被害届提出、損害賠償請求、という流れになりますので、そちらもあしからず。

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