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「散木(さんぼく)」という言葉

2012.04.08

 

 

 

 

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あまり聞き慣れない、この言葉・・・。


 

意味はというと、『デジタル大辞泉 』によれば

材木として役に立たない木。また転じて、役に立たない人のたとえ。

 「尊氏、直義といふ者あり、―の陋質
(ろうしつ)を恥ぢず」〈太平記・一四〉

だそうです。

(なにやらキビシイネ~。)

 



・・・とある、東洋医学に興味を持った若い医師が、漢方医学の大家に入門し、その診療を見学し始め、約1年がたった頃の、冬の日。

 


漢方薬に加えて、鍼灸治療にも興味が出てきたこの医師は、師匠に向かって、


「鍼灸の、いい先生を紹介してくれませんか。」

と聞いたそうです。

 


すると、その師匠は、寒い日なのに急に窓を開け、

「(庭にあった一本の木を指して)アレを見なさい。根元から枝分かれしているだろう。アレを散木という。”散る木”と書く。散木とは、なんでもやる医者だ。

 

しかし、どれ一つモノにならない。鍼灸もいいが、漢方で一通り治せるようになってからやれ!散木になるな!!」

と一喝したそうです。。

 



この医師は、窓から吹く風の冷たさと、師匠の厳しい一喝に、心身ともに引き締まり、思わず閉口したそうです。

 



心に、留めておきたい言葉です。

 

 

 

参考 松田邦夫「医の心」『日本東洋医学雑誌』2011 年 62 巻 2 号 p. 103-112

 




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