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こないだの飲み会から、たまに普段と違う刺激に身をさらすことは、非常にいいものである、ということを再確認しました。（笑）


やっぱ、流水は腐らないワケなんで、気になることがあったら、｢動け｣です。


止まっているから腐る。


なんやかんや、あれやこれやと考えてばかりで、けっきょく動かないのは、｢ヒマ人間｣です。


｢考えるな、感じろ。｣


です。（ｂｙ　ブルースリー）


・・・というわけで、以前から気になっていた、とある漢方薬の大ベテランの先生に、時間をつくって、お会いしてきました。


1時間ちょっとという、短い時間でしたが、業界のこと、｢中医学｣というものに対するとらえ方、漢方薬との出会い、

｢臨床｣、｢患者さん｣というものに対する考え方、一つ一つの言葉が重く、非常にいい刺激になりました。


その先生は特攻隊の一員として、死を覚悟した戦争を経験し、戦後の混迷期の中で、

｢これからは日本は”アタマ”で世界と勝負するんだ！｣

という社会全体のノリの中、どこに行っても治らなかった、自身の病気が、とある漢方薬で劇的に治ったことをきっかけに、当時は

｢古臭い。｣

とか、

｢時代遅れだ。｣

とか言われながらも、

｢それで結構！西洋医学で治らなかったものが、俺は実際に漢方薬で病が治った。だからやるんだ。｣

という一心で、この数十年やってこられたそうです。


優しい語り口と目つきの奥に、とてつもない気合いと信念を感じる人でした。


印象的だったのは、

｢僕もいい歳だから、何度も辞めようかなと思うんだけど、患者さんをほっとく訳にはいかなくてね・・・。｣

という言葉。


マジで、リスペクト。(゜o゜)


僕も84になったら、先生と同じこと言っていたい。



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