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2012.06.21
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いつも言うように、東洋医学は素晴らしい。
いつも言うように、伝統鍼灸は素晴らしい。
だけれども、先哲が構築したこの叡智、現在進行形の遺産は、もちろん全知全能でも、魔法でもない。
まるで全知全能かのような、魔法かのような効き方をすることがあるのは事実だが。
もしどこかに、
「いや、東洋医学は、鍼灸は全知全能だ、魔法だ!」
という人がいたら、そいつは100%ウソツキだ。
危ないから、さっさと関わるのをやめましょう。(笑)
〇
毎日やっていると、たまに、「無理難題」を迫られることがある。(苦笑)
例えば、月に一回しか来れないけど、これを治せ、とかね。
(慢性疾患は、御面倒でも、通ってもらわないと、いかんともしがたいモノが多いのです。)
あるいは、必ずいついつまでに、これを治せ、とか。
(モノによってはイケますが、無理なものも当然あります。)
そういう無茶ブリに関しては、勇気を出して、
「それは無理です。」
とか、
「確約できません。」
と答えなければならない。
ホントはそこで、魔法使いとか仙人のように、
「よしわかった、やってみせましょう。」
と言いたいところだけど、無理なものは無理。
(ちなみにこれは”少なくとも今の僕には”という意味ですし、そのように答えるようにしてます。)
お恥ずかしい話ですが、かつてこういうのを、安請け合いで受けてしまって、患者さんをガッカリさせた苦い経験があります。
そうなると、悔やんでも悔やみきれない気持ちになったりします。
なんにも分かっちゃいなかったです。
・・・でも、泣こうが喚こうが、受けたテメエが悪い。
自分を、病を、弁えてなかったんだ。
ものの道理をキチッと弁え、ピシッと一線が引けるかどうか。
敵を知り、己を知らば、百戦危うからず 『孫子 謀攻篇』
「常勝」でいきましょうや。
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診療再開!!
最近は、大学病院でも、モンスター何とか(患者さん)が増えていて、「暴言」を言わない様に、注意のビラが貼られているそうです。
個人病院でも、増えてますよ~。
患者さん、自分に非があっても、被害者だと、言い張ります。
些細な事で、言い会いになっちゃいましたが、折れるしか方法を見つけられず、なだめる為に誤っちゃいましたが、患者さん興奮し過ぎて血圧210まで上がってました。具合は、悪くなられなかったですが、万が一具合が悪くなられたら、私のせいになってしまいます。常識なんて、通用しません。
そう言う方が鍼灸院にも行かれるんですかね~。
病気が、そうさせるのか、そうだから病気になるのか?しかし、人によっては同じ病気でも違いますよね。「病気だから」と、諦める為に使っても、根本を見ないと、解決出来ませんもんね。しかも、解決する為の知識や技術も必要ですもんね(私にはまだまだ無理です)
いんちょうは、偉いです!きちんと出来ないと、話されるんですから。それで、患者さんの態度が改めまれば、治療すると病も良くなる方向へ向うかも、と、思っちゃいますが。
治らない病気でも、病気との付き合い方で、苦しまないでいられると思うのですが。
気づくか、気づかないか、って、大っきいと、思います。
患者さんも、病気の治療に挑む姿勢を変える、他人任せだけでは、ダメですよね。自分の普段の生活を改めないと。
後は、寿命なら、受けいれるだけ。
受け入れ方も、あると思いますが。
楽さん
> 後は、寿命なら、受けいれるだけ。受け入れ方も、あると思いますが。
そうですね。そう思います。
楽さん
> 最近は、大学病院でも、モンスター何とか(患者さん)が増えていて、「暴言」を言わない様に、注意のビラが貼られているそうです。個人病院でも、増えてますよ~。
へえ!初耳です。スゴイ時代ですな(苦笑)
> 些細な事で、言い会いになっちゃいましたが、折れるしか方法を見つけられず、なだめる為に誤っちゃいましたが、患者さん興奮し過ぎて血圧210まで上がってました。具合は、悪くなられなかったですが、万が一具合が悪くなられたら、私のせいになってしまいます。常識なんて、通用しません。
> そう言う方が鍼灸院にも行かれるんですかね~。
来る可能性はありますが、そういう時にどうするか、でしょうね。。。
> いんちょうは、偉いです!
いえいえ。患者さんのためです。
> 治らない病気でも、病気との付き合い方で、苦しまないでいられると思うのですが。
> 気づくか、気づかないか、って、大っきいと、思います。
そうですね。そう思います。
>病気が、そうさせるのか、そうだから病気になるのか?
このコメントおもしろいですね
個人的には後者からはじまり前者へ向かうと思ってます
ムスタファさん
いつも拍手コメント、ありがとうございます!(*^_^*)
> 個人的には後者からはじまり前者へ向かうと思ってます
そうですね。それが多いと思います。ただ、不可抗力のケガや不慮の事故から始まって、その体に生じた異常が、徐々に精神にも及ぶ場合もあるでしょうね。
ケースバイケースとは思いますが、東洋医学としての対応はいつも同じで、「身体の陰陽調整」ですね。(^O^)/
ムスタファさん、いんちょう、なるほどです。
人ゲノムの解明で、遺伝的な病気も分かる世の中になりましたが、昔から家族性の病気はあるじゃないですか。
同じ両親から生まれた兄弟でも、必ずしも同じ病気になるとは、限らなかったり。違いは何かと、考えると、基質?器質?は同じ、性格(気質?)は違う、環境も、兄弟の順番で違ったり、で、成る成らないのか?
『成るかも?』『成る!』『絶対成る!』と、思うだけで、身体が準備をして、病気の発症を受け入れるんでしょうね~。『身体は、心の声を聞いている!』というタイトルの本もありますし、実際に、言霊で、「風邪引かない様にね!」と言われると、風邪を引き、「気を付けて!風邪を引かない様に」では、風邪を引かなかったり。
色んな心の問題にしても、家族(中宇宙)から、発生していて、自分(小宇宙)の中にトラウマとして残っていたり、自分を知る事が、解決や治癒の一歩に繋がるんだなと、思った事があります。
東洋医学、鍼灸は、予防にも成るし、身体の状態が良く成ると、自分と向き合うのも、苦にならないと思います。
ただ、物事の発生が、何処からか?と掘り下げる人や、自分と向き合う事に気付く人なら。
大変な病気になって、向き合う事ができる人もいれば、、気付かないままの人もいらっしゃいますもんね~。
病気に成るのも意味がある、とは、その通りですよね~。
身体が中から訴えている。
楽さん
> 病気に成るのも意味がある、とは、その通りですよね~。
> 身体が中から訴えている。
そうですね。そう思います。