東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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Search Results for: 背候診

「背候診(はいこうしん)」で何が分かるの?

2014.06.01

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来週は、東洋鍼灸専門学校「背候診」について喋ってきます。

 

背候診については、以前もこのブログにチョコチョコ出てきています。

”背候診”を含む記事 参照

 

この、過去記事を見ると、北辰会が勉強会において、いかに背候診を重要視しているかが分かります。

 

そもそも北辰会の体表観察(というか蓮風先生の臨床)は、背候診から始まったようなところがあるそうです。

 

蓮風先生の最近の著作である『体表観察学』には、

”まず背候診で五臓をきちんと診立てることが、体表観察の極みといってもよい”

と述べておられます。

 

この言葉は、分かっている先生にほど、重く聞こえるんじゃないでしょうか。

 

東洋医学の人体観では、内臓(五臓六腑)は一つ一つ、それぞれが背骨にくっついてぶら下がっている、と考えていました。

 

(物理的にというというより、機能的に関与している、という考え方です。)

 

そして、その「くっついてぶら下がっている」背骨の出っ張りの周辺に、その臓腑の異常が現れるのだ、と。

 

したがって、背部を見て、触って、時には押して、観察することは、そのまま五臓六腑の状態を観察していることなのです。

 

あらためて「原義」をキッチリ意識し直すと、見え方が違ってくるから面白い。

 

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「原穴診」「背候診」について喋ってきました!!

2013.09.25

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今日は、東洋鍼灸専門学校にて、3年生前期の最後の講義に行ってきました!!

 


で、学生さんからリクエストをいただいたので、北辰会方式の診察法の一つである

「原穴診・背候診」

について講義し、実技披露してきました!

 

時間がなかったので、学生さん自身に練習してもらう時間はありませんでしたが、まあ簡単に、大まかに概要を説明し、実際にデモンストレーションを見せ、

 

さらに、リクエストがあったので、何人か実際にデモ治療して見せました。

 

北辰会方式による治療デモを見るなら、僕なんかの治療よりもよっぽど蓮風先生の治療を見てもらった方がいいと思うので、以前からリクエストはあったものの、

 

やんわりと断っていたんですが、なんかそれも、

”あいつ逃げてやがる”

とか思われたら気分が悪いので、まあほんのちょこっとだけお見せしました。(笑)

 

・・・まあ今日のが、学生さんたちの記憶にどのように響くか、どのように見えたか、分かりませんが、要は要は、半年間かかって、僕が学生さんに伝えたいことがあるとすれば、

 

ただ一つ、

「鍼はスゲエから!!」

ということだけです。(笑)

 


こう言うと、

「んなこと分かってるよ。」

という顔をする人がいますが、

「いや、分かってないね。」

と言いたい。

 


鍼はきっとあの教室の誰が思ってるよりも、何千倍も何万倍もスゴイものだと「僕は」思っています。

 


僕だって、10年以上毎日毎日やってるけど、鍼のスゴさがまだまだ理解できているなんて思っていません。

 

限界は果てしないのです。

まあともかく、来週から2年生後期、頑張ります!!

 

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12.20(火)Dr’s Prime Academiaで喋ります。

2022.12.16

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清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

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今日は告知です!!

 

 

 

来週、12.20(火)の15時半から16時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて、再び喋らせて頂きます!!

 

(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKです!)

 

 

内容は、東洋医学における「爪甲診・井穴診」のお話を致します。

 

 

指先をちょっと診るだけで、どれほどのことが分かるのか、それをお伝えできれば、と思います。

 

 

 

 

これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」「経穴診」「顔面気色診」「眼診」同様、東洋医学の「井穴診・爪甲診」は、当然ながら西洋医学の身体診察とは、全く異なる世界です。

 

 

 

東洋医学の診察法は「四診」と呼ばれます。

 

 

「四診」「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)

 

 

よく学生さんに言うのですが、これは必ず

 

「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」

 

の順番で覚えてね、と教えています。

 

(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)

 

 

患者さんを東洋医学の目で診る時に、

 

 

まずは少し引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、術者が主体性と目的意識をもって、大きく全体像を把握します。

 

 

次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。

 

(因みに、匂いを”聞く”という言い方は、お香の世界にも「聞香(もんこう)」として残っていますね。これも、感じ取る側の主体性、目的意識が重視された言い方です。)

 

 

次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。

 

 

最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。

 

(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)

 

 

パッと「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それはまさに神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、

 

医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。

 

 

 

今回お話しする「井穴診・爪甲診」は、その四診の中の「切診」「望診」の一つです。

 

 

東洋医学では、患者さんの指先にある「井穴」という経穴の周辺を触診したり、爪の状態を丁寧に望診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、

 

東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。

 

 

数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を慎重に考え、鍼灸を配穴したり、漢方を処方したりするのです。

 

 

また、この「井穴診・爪甲診」というものは、近代日本では鍼灸家によって重視されてきた考え方と言えます。

 

 

昭和初期、宇和川義瑞先生の『不問診断学』や、柳谷素霊先生の『簡明不問診察法』、平成に入っては藤本蓮風先生の『体表観察学』に纏まっています。

 

 

 

我々、現代を生きる鍼灸師、東洋医学を実践する者は、先輩方が守ってきたこの伝統を継承し、発展させていかなくてはなりません。

 

 

まあ、この講義において私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、

 

医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。

 

 

 

なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!

 

 

※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、

 

多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。

 

 

東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>

 

 

 

 

 

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11.26(土)Dr’s Prime Academiaで喋ります。

2022.11.24

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清明院では現在、求人募集しております。

 

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今日は告知です!!

 

 

 

今週末、11.26(土)の18時半から19時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて、再び喋らせて頂きます!!

 

(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKだそうです!)

 

 

内容は、東洋医学における「顔面診・眼診」のお話を致します。

 

 

 

 

これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」「経穴診」同様、東洋医学の「顔面診・眼診」は、当然ながら西洋医学の診察とは全く異なる世界です。

 

 

 

東洋医学の診察法は「四診」と言われます。

 

 

「四診」「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)

 

 

よく学生さんに言うのですが、これは必ず

 

「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」

 

の順番で覚えてね、と教えています。

 

(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)

 

 

患者さんを東洋医学の目で診る時に、

 

 

まずは引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、大きく全体像を把握します。

 

 

次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。

 

 

次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。

 

 

最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。

 

(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)

 

 

「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それは神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。

 

 

 

今回お話しする「顔面診・眼診」は、その四診の中の「望診」の一つです。

 

 

 

しかも、望診の代表的な診察法である「舌診」が舌や舌苔の「色」を中心に診るのに対して、北辰会では「顔面”気色”診」と呼んで、「気色(きしょく)」を中心に診る診察法である、と強調しています。

 

 

「気色」という用語は色々な古典に出てくるのですが、この「気色」というものについて、蓮風先生は「色なき色」というレトリックを使って説明しておられます。

 

(因みに”気色”の診方については中国清代、汪広庵『望診遵経』に記載。『体表観察学』P32)

 

 

なかなか難しいですが、まあ要は、少し薄暗くした時にかえって浮かび上がったり、沈んだように見えて、目立って見える色のことを言います。

 

 

 

東洋医学では、患者さんの顔面の気色を丁寧に望診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、

 

「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。

 

 

数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。

 

 

また、この「顔面気色診・眼診」というものは、日中を問わず、観相学、人相見の先生方によって重視されてきた考え方と言えます。

 

 

観相学も非常に奥の深い学問だと思いますので、講義の中では、軽く触れます。

 

 

 

まあ、私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。

 

 

なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!

 

 

※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、

 

多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。

 

 

東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

 

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10.22(土)Dr’s Prime Academiaで喋ります。

2022.10.15

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来週末、10.22(土)の18時半から、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて、再び喋らせて頂きます!!

 

(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKだそうです!)

 

 

内容は東洋医学における「経穴診」のお話を中心に、「経穴診の実際」の実技動画もお見せします。

 

 

 

 

これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」同様、東洋医学の「経穴診」は、当然ながら西洋医学の診察とは全く異なる世界です。

 

 

「経穴」は、世間一般ではよく”ツボ”と呼称され、有名な”足三里(あしさんり)””百会(ひゃくえ)”などなど、一般の方でも知っている経穴もあったりします。

 

 

現状の学校教育では、2008年に日本、中国、韓国の有識者ででコンセンサスを得て、WHOが定め、統一された全身の361穴が、全身の正当な経穴(正穴)と言われています。

 

WHO/WPRO標準経穴部位 日本語公式版 参照

 

 

 

その中で、臨床上特に重要な経穴を「要穴」と呼び、経穴の教科書には必ず「要穴表」という表に纏められているのですが、実はこの「要穴」のほとんどは手足、それも肘から先、膝から先に集中しているのです。

 

 

さらに、手首、足首の周囲には「原穴」「八脈交会八穴」と言われる、要穴の中でも特に重要な”超”重要経穴が存在し、これらの反応を診て、鍼灸をすることで、我々は日々治療にあたっています。

 

 

これらの経穴の状態を診ない日はないし、これらの経穴に鍼灸しない日はありません。

 

 

東洋医学では、患者さんの手足の重要な経穴を丁寧に触診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、

 

「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。

 

 

数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。

 

 

また、これまでに何度も書いていますが、この「経穴診」というものは、とりわけ日本において非常に重用され、発展してきた診察法です。

 

「経穴診」を含む記事 参照

 

 

西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか。

 

 

また、東洋医学の経穴診と言っても、そのやり方、考え方には色々なバリエーションがあります。

 

 

今回は、我々北辰会がベースに置いている、江戸期から伝わる「経穴診」の考え方を中心に説明し、動画で実際の様子をお見せしたいと思います。

 

 

なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!

 

 

※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、

 

多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。

 

 

東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました。

2022.09.27

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9.24(土)、再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて喋らせて頂きました!!

 

 

 

前回急増した視聴者数が、今回ダダ下がりしてたらウケるなー、と思っていたんですが(苦笑)、なんと今回も、事前申し込みが100名越え、

 

リアルタイム視聴も60名越えと、前回の申込者急増をキープできており、嬉しい限りです。

 

 

オンデマンド視聴も合わせれば、再び100名は超えるでしょう。

 

 

気が引き締まりますね。

 

 

まあやはり、潜在的に東洋医学に対する興味を抱く医師は多い、ということだと思います。

 

 

 

この調子で、1人でも多くの医師、医学生の方に、まずは話を聴いて頂き、良かったと思って頂けたなら賛同して頂く、あるいは悪かったと思ったなら批評、批判して頂く、

 

ということが非常に尊く、大事なことだと思いますので、これは私にとって嬉しいことであります。

 

 

今回は背候診の話に絡めて、「ボンハン学説」「デルマトーム」「ホムンクルス」「ファッシア理論」なんかの、

 

「経絡経穴っていうけど、それって要は、解剖生理学的に何のことなの??」

 

という、医師が当然抱くであろう疑問に対する、古今の旧説や仮説を紹介し、

 

「それでもなお、経絡は経絡、経穴は経穴なのだ!」

 

ということを強調してきました。笑

 

 

アンケートの結果を待ちたいと思います。

 

 

次回は10.22(土)18:30~19:30、内容は「経穴診」で行います!!

 

 

 

また近くなりましたら告知しますので、皆様ぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

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9.24(土)Dr’s Prime Academiaで喋ってきます。

2022.09.22

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今日は告知です!!

 

 

 

今週末、9.24(土)の18時半から、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて再び喋らせて頂きます!!

 

(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方の、録画版の視聴はOKです!)

 

 

内容は東洋医学における「背候診」の話を中心に、「背候診~背部への刺鍼」の実技動画もお見せします。

 

 

 

 

これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」同様、東洋医学の「背候診」は、当然ながら西洋医学の「背部の診察」とは全く異なる世界です。

 

 

東洋医学では、患者さんの背部を丁寧に触診することによって、五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。

 

 

数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。

 

 

また、これまでに何度も書いていますが、この「背候診」というものは、とりわけ日本において非常に重用され、発展してきた診察法です。

 

「背候診」を含む記事 参照

 

 

西洋医学的な背部診察と、東洋医学的な「背候診」の違い、その二者にどういう違いがあるか。

 

 

また、東洋医学の背候診と言っても、そのやり方、考え方には色々なバリエーションがあります。

 

 

今回は、そういった話を中心に、我々北辰会がベースに置いている、江戸期から伝わる「背候診」の考え方を中心に説明し、ついでに背部への刺鍼の様子も、動画でお見せしたいと思います。

 

 

しかも今回は、これまでに講義してきた内容も、13時からガンガン再配信されます!

 

(なんと5コマ中4コマが東洋医学!!素晴らしい!!)

 

 

再配信も含めて、是非すべて御視聴下さい☆

 

 

なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!

 

 

なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、

 

多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、

 

特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。

 

 

東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました。

2022.09.06

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ここんとこ、何かとバタバタし過ぎていて、報告ブログが遅くなりましたが、8.27(土)、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて喋らせて頂きました!!

 

 

この、ゴリゴリの西洋医学の第一線の先生方が講師陣をされている、医師、医学生を対象にした勉強会で、恐らく唯一の鍼灸師である、小生が喋らせて頂いているのは、とある医師の先生との御縁から実現しました。

 

 

最初はいつも通り、

 

「よーし、東洋医学の理解者を、1人でも増やすぞー (゚Д゚)ノ」

 

と、意気込んでいたんですが、他の先生方の講義がどうかは分かりませんが、前回(舌診)も前々回(脈診)も、さほど申込者は多くなく、リアルタイム参加は20~30名程度だったので、

 

「むうー、やっぱ、東洋医学の注目度ってこんなもんなんかな~~(*´Д`)」

 

とか、

 

「ま、俺ごとき無名が喋っても、所詮こんなもんだよねww(・ω・)」

 

とか、自虐的に考えていたんですが、今回は何故か、事前申し込みで100名越え、オンデマンドも合わせると137名が視聴して下さったとのことで、何故か軽く跳ねました。笑

 

 

今回のテーマは腹診だったので、腹診そのものの注目度が高いのか、こないだの病院総合診療医学会が良かったのか、何がどうなって、こうなったのかは分かりませんが(苦笑)、

 

いずれにしても、1人でも多くの医師、医学生に方に、まずは話を聴いて頂き、良かったと思って頂けたなら賛同して頂く、あるいは批評、批判して頂く、

 

ということが非常に尊く、大事なことだと思いますので、これは私にとって嬉しいことであります。

 

 

次回、9月は24日(土)の18:30~、内容は「背候診」で行います!!

 

(視聴者減ってたりして ww)

 

 

 

また近くなりましたら告知しますので、皆様ぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

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11月(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました!!

2018.11.06

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11.4の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!

 

 

今回は午前中は京都の木下慶治先生による「腹診」、神戸の各務裕貴先生による「背候診」と、セットで”腹背”のお話し。

 

 

腹診も、背候診も、北辰会では臨床に欠かせない超重要項目です。

 

 

今年の関東支部特別講演会でも「腹診・打鍼」がテーマです。

 

 

今月に大阪で行われる日本伝統鍼灸学会も、主要なテーマの一つは「打鍼」です。

 

 

北辰会方式のみならず、日本伝統鍼灸にとってとりわけ重要なテーマが「腹診・打鍼・体表観察」です。

 

 

午後は3時間ぶっ通しの実技訓練。

 

 

今回、3時間、各班を徘徊しながら、指導したり、先輩から指導を受けたり、先輩の指導を見たり、治療を受けたりなんだりしていましたが、

 

やはり臨床能力、指導力は重要だなあと、再確認しました。

 

 

・・・さて、今年も残りあとわずか。

 

 

大イベントがいくつかあります。

 

 

どれにも登壇者として関わります。

 

 

さーて、張り切っていきたいと思いまっす!!(゚∀゚)

 

 

 

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(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!

2018.07.17

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15日の日曜日は、お茶の水で行われた北辰会の勉強会に参加してきました!

 

 

朝から藤本新風代表による症例解説「身体痛、不正出血」

 

 

生まれつきの身体痛と、不正出血を、僅かな治療回数で治して見せた、新風先生自身の症例を、症例報告としての完成度における問題点も含めてオープンにし、

 

解説するという、なかなか豪華な企画。

 

 

蓮風先生も、今でもたまに症例を発表して下さいますが、北辰会の臨床の全貌を知る上で、その代表者の実際の臨床カルテを開示して、それを解説して下さり、

 

それを聞いて理解するというのは、北辰会方式を身に付けるうえでは一番重要な方法です。

 

 

あの貴重さが聴講者にどの程度伝わったか分かりませんが、新風先生は今後もどんどん新風を吹かせ続けることと思います。(゚∀゚)

 

 

午後は実技指導「背候診」

 

 

みんな一生懸命、熱をもってやっていましたね。

 

 

そして最後は浅草で「伝統鍼灸 かみなり」を開業している土田丈先生による「気血津液弁証」

 

 

東洋医学的な病態把握の基本とも言える「気・血・津液」の病変のお話を、自身の臨床の話も交えながら、分かりやすく講義して下さいました。

 

 

本部からも聴講に来ている会員の先生もおり、時代の変化を感じましたね。

 

 

 

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