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2013.09.08
清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
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8月から見えている、とある湿疹の患者さん。
2023.02.02
清明院では現在、求人募集しております。
本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?
募集内容の詳細はこちら。
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1.23(月)の夜は、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!
これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が自身の症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。
講師の先生方は以下の通り。
長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄 えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師
どの先生も、現場の第一線で活躍されている、大変高名な先生方です。
日本東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。
今回の症例は、高橋先生による
手掌を中心とした湿疹(掌蹠膿疱症)
という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。
なかなか改善しなかったこの病気が、漢方と栄養療法によって改善した、という症例でした。
中医学では湿疹ときたら、基本的には
「皮膚に熱が籠ってしまった状態」
と考え、その原因を追究し、治療を進めます。
我々北辰会の流儀では、さらにそのメカニズムまで細かく絞り込んで、ごく小数穴で治療にあたりますが、一般的な中医学的な治療では、考えられるメカニズムに対して、複数の方剤や、栄養療法も合わせてアプローチすることが多いようです。
解説にあたった先生方が、本症例の問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、経絡に関する着眼点に関して長瀬先生が振って下さったり、
オンラインなので、佐賀県の先生が参加されていて、近くの鍼灸の先生を紹介したり、なかなか有意義な時間となりました。
今回の症例は大ベテランの高橋先生の症例でしたが、難しい病気じゃなくていいし、治せなかった症例でも良いので、若い先生にこそ、ガンガン症例を出して欲しいですね。
ここは学会でもないし、小規模だし、少々勉強不足で恥かいたって、大したことないです。笑
まあ、何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、知らず知らず、裸の王様になっていく危険性があります。
ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきでしょう。
僕自身も、学会発表や論文化した症例以外にも、ボツになってお蔵入りになった症例も合わせたら、発表を企図してまとめた症例はこれまでに数十例はあると思います。
そういう意味でも、素晴らしい企画だと思います。
この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。
お申込みはこちらから、ご興味のある、全国の医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!
〇
2017.01.19
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今日、1年以上ぶりの、久々の患者さんを診ました。
以前、どこに行っても治らなかった、とある症状が、清明院の鍼で、劇的に改善したことのある患者さんです。
最初に訴えておられた症状がほぼ完治した、今から1年半前くらいに、
「後は月に1、2回診せに来て、色々な症状を予防しておくといいと思います。」
と伝えたっきり、音沙汰ナシだった。(苦笑)
で、本日久々の来院。
聞くと、
「4か月前から謎の湿疹に苦しんでいる。皮膚科や、”特殊な治療”をやる先生にかかっているが、一向に良くならない。」
とのこと。
いやいや、皮膚科はともかく、”特殊な治療をやる先生”のところに行く前に、清明院に来てよ、と思ってしまいましたが(苦笑)、
そこはポーカーフェイスで真摯に受け止めて、治療開始。
すぐに病理が見えました。
で、処置し、その後に起こった変化からして、僕の手のうちに入る範疇の病である可能性が非常に高い、と思いました。
抜鍼直後に、
「あれ、気のせいか、痒みが治まってるんですけど。。。」
と、患者さん。
しかし、発症から4か月も経過してしまっている点、またこれまでに、色々な薬や、”特殊な処置”が入っているせいか、
病因病理が複雑になってしまっているので、少し時間がかかると思います、とお伝えしました。
患者さんは反省したような様子で、
「また明日来ます。今回もお願いします。」
と仰って帰りました。
〇
・・・うーん、悔しいねえ。
でも、昔はこういうの、すぐにブチ切れてたけど(笑)、今回の症状が出た時点で、すぐに清明院、と思いつかなかったわけだから、
僕にも責任はある、と思えるようになったよ。(*‘∀‘)
東洋医学のプレゼン不足、技量不足です。
まあ今回も、皮膚科医よりも、”特殊な治療”をやる謎の先生よりも、鮮やかに治してみたいと思います。
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2015.06.04
2013.01.10
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今日、患者さんから聞かれました。
「冷え取りソックスブームって知ってますか??」
とのこと。
まったく知らなかったので、
「いやあ~、知らないなあ。どういうもの??」
と聞くと、
「ナイロンとか、シルクで出来てる5本指ソックスを、決まった順番で何枚か重ね履きする健康法で、上手くいくと、
冷えがとれて、色々な症状にイイらしいんですけど、メンケン(※)として、手に湿疹が出たりすることがあるらしいんです~・・・。」
とのこと。
(※メンケンについては「メンケン」って何ですか?参照)
「冷え取り健康法」についてはこちら 参照
この健康法を試された、この方のご友人は、実際に手に湿疹が出て、非常に痒そうなんだけれども、ご友人ご本人は
”毒素が出てきたから、これでいい”
とおっしゃって、喜んでおられたそうです。
〇
ほお~。。。
こういうの、興味深い。
さっそくネットで調べてみると、無印良品なんかからも”それ”専用のソックスが出ていて、今、けっこう若い女性の間で流行っているそうです。
僕的な、こういう特定の健康法ブームみたいなものに対する、基本的態度は、
「それをやって非常によくなった、という人がいるんだから、悪化するリスクの軽い健康法なんであれば、やってみる価値はあるんじゃない??」
という感じ(スタンス)です。(笑)
テキトーな見解なようだけど、そうではなく、こういうものに対する盲目的、頭ごなしな否定、というのがキライなんです。
(・・・かと言って、積極的に勧めることもしません。)
色々な素材を、ある順番で重ね履きする、そこに何らかの意味があるかもしれないじゃないですか。
あらゆる交通手段が発達し、人類始まって以来と言っていいくらい、今が最高に「歩いていない時代」かもしれません。
しかも、近代西洋化の影響で、日本人としてはそれまで履いたことのないハイヒールや革靴を履いている日本人にとって、
足の血行不良は、あらゆる病気のもとになる、大問題だろうと思います。
「冷え取り健康法」、今後どうなっていくか、注目してみたいと思います。
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2010.03.12
昨日、珍しく親戚からメールが入りました。
何でも、身内が「小麦アレルギー」になった(判明した)とのこと。
・・・以前から、その親戚は何となくアレルギー体質っぽい印象はあり、注意するようにと伝えてあったんですが、
「はやっ!」
と思いました。
もちろん即座に、
「鍼するべき!」
とメールしましたが、今ホントに多いですね、アレルギー。
これはねー、花粉症についての時も書いたけども、内的、外的のありとあらゆる要因が複雑に絡んでいるんでしょう。
今回のケースで考えれば、どうやら小麦が外的要因、ということはおぼろげに分かりますが、内的要因について、となると現代医学的には不明な点が多いようです。
・・・そうなると根本治療(アレルギー反応自体を全く起こさないようにする)は不可能、というか不明、となり、治療は小麦と、小麦の入った食品を摂取しないことと、
もし湿疹等の症状が出てしまった場合は軟膏等で対症療法的に抑えよう、それしかない、となる訳です。
この、患者さんにとっては大変厳しい場面で、東洋医学がパワーを発揮します。
同じ小麦アレルギーでも、よくよく観察していくと、必ずその患者さん独特の「特徴」が出てきます。
まず、最近発症したということであれば、「春先」に初発、ということが分かります。
その時点で、こないだ花粉症の時に述べたように、「肝の臓」「胆の腑」「木気(風邪)の関与」の関与を疑います。
また、食餌性(しょくじせい)のアレルギーというのは、花粉などと違って、食べるものに対する反応ですから、
「肝」以外にも「脾の臓」や「胃の腑」の関与もありうるかもしれません。
そして、湿疹が出た、ということになれば、それがじゅくじゅくしたものか、カサカサしたものか、赤みはどうか、熱は持っていたか、出た場所はどこか、
などを詳しく聞いて、調べていくことにより、徐々に「体の内面」の「どこがどう」おかしくなっているか、という問題が明らかになってきます。
コレを整えていくことによって、結果的に「小麦」という食品に「普通に」、「人並みに」対応できる状態に持っていければいい訳です。
「エエ!?小麦アレルギーって、肝臓や胃が悪いんですか!?」
と思った方が、もしいたらいけませんので、これは何度も何度も繰り返し、しつこくしつこく述べていますが、東洋医学の言う内臓学と、西洋医学の言う内臓学には違いがあり、
当然、東洋医学の言う「肝の臓」と、西洋医学の言う「肝臓=Liver」は違います。
五臓六腑ってなんですか? 参照
・・・まあ要するに、人間は物質代謝が基本な訳で、「動く」と「寝る」のバランスが重要であるのと同じように、「食べる」と「出す」のバランス、
つまり、「同化」と「異化」のバランスがキチッと取れていれば、大概の病気は治っていくんだと思います。
現代病と言われる「アレルギー疾患」、今後も注視していきたいと思います。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!