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2021.07.23
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7.21 (月)の夜は、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴してきました!!
第三回のテーマも
「古典に学ぶ病因病機 ~万病回春病因指南を題材として~」
であり、今回は
「中暑」「中湿」
にフォーカスした内容でした!
奥村学術部長の圧倒的知識量と、新風代表のサクッとしたまとめ、というコンビネーションで語られるこの講義ですが、今回はタイムリーな内容であったこともあり、
臨床的な話が随所に入っていたのが素晴らしかったです。
(一社)北辰会はもちろん鍼灸学術研究団体ですが、研究者や学者の集まりではなく、あくまでも「実践から理論へ」を旨とする、鍼灸臨床家集団です。
今回、途中でカメラのトラブルもありましたが、回を重ねるごとに、スライドの見やすさ、段取りのスムーズさがパワーアップしていますね。(^^)
今回、暑邪に侵襲される「中暑」、湿邪に侵される「中湿」を中心に解説して下さいましたが、印象的だったのは、湿邪にも深さがある、というお話。
また、脈診所見において、弦と緩が混在するパターンの話もあり、これもなかなか注意すべき話だと思いました。
臨床をやってて思うことの一つとして、「湿邪=脾の臓にこたえる」という短絡的発想は、非常にマズいということです。
肺なのか腎なのか、あるいは肝なのか、日本ではほぼ1年中問題になる、「湿邪」というものを、どれだけ多面的に評価し、対応できるかどうか、
という問題は、東洋医学の臨床家の腕の見せ所でしょう。
改めて、よくよく肝に銘じるべきだと思いましたね。
・・・とまあこのように、非常に学びのあるこの講座、会員の先生方限定の講座ですが、これを機に入会の方はぜひ☆
「なんちゃって」じゃない、本気の東洋医学の素晴らしい世界が、待っていますよ☆
〇
2019.08.17
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昨日今日と、お盆明け、イイ感じの緊張感で治療に入らせていただきました。
臨床はホントに待ったナシ。
でもそれが最高。
やっている人にしか分からんね。
色々な名案が、浮かんでは消える。
暑邪傷気と腎着、上焦で痰化しているのは何でか、補瀉の迎隨の考え方・・・、などなど。
この時期は水と気のバランスと位置、寒熱も含めてよく考えないと。
見えるもんも見えない。
楽勝ムードの症例で、足元すくわれる。
あらゆるリスクを考えて進めないと。
気が抜けない。
・・・けども、ありがたい。
2018.04.20
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最近、気温湿度の乱高下が激しいですね。
日によって違う、同じ日のうちでも朝晩と日中が違う。
これについていけず、体調を崩す患者さんも多いです。
温度が上がれば火邪や暑邪、下がれば寒邪、湿度が上がれば湿邪、乾燥すれば燥邪と、「寒熱湿燥」の邪気に侵襲されやすくなる。
そして、それら全部に、百病の長である「風邪」が加わることが多い。
(もちろん、どの邪気がどういう風に入るかについては、もともとの体質状況によるわけですが。。。)
急激な外的環境の変化は、気血のムラを生み、そこにある意味内邪としての「風」が生じる。
だから外的環境変化が激しいからと言って、必ずしも罹患するのが外感病だけとは限りません。
まあ、基本として、「風寒暑湿燥火」の6つを六淫の邪気と呼んだりするわけですが、これ要は外的環境の変化です。
東洋医学の理論上、その外的環境の変化にうまく対応するのは人体の正気の中でも「衛気」であります。
この衛気が部分的に虚ろであったり、停滞していたりして乱れていると、六淫に侵襲されやすくなります。
ですので、衛気については、その生成メカニズムから、現在どういう状態になっているかを診断する能力、学術がないと、東洋医学的な治療は出来ません。
衛気に作用しやすい経穴についても、熟知しておく必要があります。
合谷、申脉、外関・・・。
あるいは腹部の諸穴。
肺と衛気、腎と衛気、太陽経と衛気、陽維陽蹻と衛気、三焦と衛気・・・。
最近、大いに助かっています。
「三焦」って何ですか?(その12) などなど参照
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2011.07.02
さて、前回までのお話・・・
35℃超え!!
「熱中症」について
「熱中症」について(その2)
前回、熱中症が起こる現代医学的なメカニズムについて、門外漢ながら、甚だ簡単ではありますが書かせていただきました。
今回は、熱中症が起こる状況として有名な、
・暑熱環境にいる
・大量発汗している
・激しい運動をしている
ということが、人体にどのような影響を及ぼすかについて、「東洋医学的に」考えてみたいと思います。
まず、暑熱環境についてですが、コレは外界の「熱邪(ねつじゃ)」、「暑邪(しょじゃ)」がきつい環境、という風に考えます。
(これは要は”自然界の余分な熱”です。)
こういう時、もともと体が冷えている(温める力が弱っている)人にとっては、そんなにつらくないか、むしろ楽だという人もいます。
暑い時期や暑い場所にいると、極端に具合が悪くなる人、というのは、もともと体に「邪熱(じゃねつ)」、「内熱(ないねつ)」を持っていることが多いのです。
これを、体内の邪気と体外の邪気が合わさる、合体してしまう、という意味で、「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と言います。
「内外合邪」については、以前述べました。
つまり一つには、もともと体内に「余分な熱」を持ってる人ほど、熱中症にかかりやすい、ということが出来ます。
では次に、大量発汗のケースですが、コレは次回。(笑)
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
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患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
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2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!