東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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最近の症例 ⑧ 手足の痺れ

2017.10.25

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さて、いくつか紹介してきましたが、ここらで一区切りとしましょう。

 

 

こういうのやってたら、ホント果てしなく紹介できるんだがね。。。

 

 

とにかく、鍼はスゲエから!(゚∀゚)

 

 

これまでの症例

 

最近の症例 ① 抗がん剤治療後に発症した諸症状

最近の症例 ② 男児のネフローゼ

最近の症例 ③ 生まれつきのアトピー

最近の症例 ④ 好酸球性肺炎

最近の症例 ⑤ 慢性扁桃炎、咳

最近の症例 ⑥ 癌(大腸、肝臓、腹部リンパ)、便秘

最近の症例 ⑦ 卵巣嚢腫、生理痛     参照

 

 

・・・ではいきましょう。

 

 

患者 40代 男性

 

主訴 手足の痺れ感

 

現病歴 初診の3カ月ほど前から手足の先に痺れ感を感じる。(チクチク、違和感、力が入らない)

 

既往歴 脊髄損傷、過敏性腸症候群 

 

弁証 腎虚、血虚

 

配穴 明らかにしない

 

経過 初診後、症状が少しマシになる。3回の治療で、ほぼ改善。

 

5回目では、自覚症状消失。

 

過去に事故による脊髄損傷で1カ月ほど歩行不能になった既往歴があり、今後も注意深く診ていく予定。

 

 

 

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清明院スタッフブログ『清明なる日々』

お腹と手足、どっちに鍼するか。

2014.04.04

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。

 


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長いこと疑問に思っていた。

今でも迷う時はある。

でもどうにか、少しは明確になってきたように思う。

結局は陰陽ね。

全身の気血津液のバランスを整えるのに、鍼灸するのはお腹か背中か、手足か体幹部か、とか、左右を整えるのに、右に刺すか左に刺すか、とかね。

人間の体って、診れば診るほど、教科書通りになってない。

まあ、西洋薬の長期服用の影響なんかもあるんだろうけども。

しかし今日のあの症例は勉強になったなー。。。

あのパターンでああいう脈の変化をするかー。。。

鍼の神様、あざーす。(*‘∀‘)

(意味不明なブログですんません、でも毎日、臨床中の心の声はこんな感じです。(笑))


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患者さまの声(30代女性:首肩こり、手足の冷え、頭痛、疲れやすいなど)

2011.08.20

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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。

30代 女性 

症状:首肩こり、頭痛、手足の冷え、耳鳴り、疲れやすいなど

先生の治療を受け始めて約2ヶ月がたちます。

首肩のこりに加え、手足の冷えがひどかったため治療にうかがったのですが、まだそれほど劇的な変化はなく、今も治療継続中です。

ただ、治療を始めてから「何となく」体の調子が良くなってきています。

先生の治療を受け始めて一カ月くらいたった頃、「何か最近調子がいぃぞ」と思うようになり、自分の体が少しずつですが変わってきているコトに気付き始めました。

良く考えると、肩コリや手足の冷え以外に「最近何となく疲れやすいなぁ」とか「最近頭痛起きるコト多いなぁ」などの

「何となく症状」がいくつかあったのですが、これらが消えていたのです。

あまりに何となく症状があらわれていたため、治療後に症状がなくなっているコトにも気付いていなかったのだと思います。

治療を始めた頃、先生に自分は鍼治療で劇的変化を経験したことがないという話をしたところ、「体質や病気によって治り方は違う」と教えて頂きました。

そもそも、私の首肩こり、手足の冷えというのは、自分自身ではなく他人に言われて初めて気付いたモノでした。

「肩ガチガチだね!」とか「手冷たいね~」とか言われ、自分では「うーん…そぉ?」みたいなカンジであまり気にもしていなかったのです。

昔から肩は固いなぁと思っていたし、手は人と比べると冷たいなぁとは思っていましたが、それが私の普通だと思っていたので何も問題とは思っていませんでした。

先生の言う「体質の違い」というのはこのことなのだと気づきました。

 

長い間私の体で普通だった出来事はそう簡単に変化しないのだと思います。

逆に、まだ最近の、自分でも「何かおかしぃなぁ~」と感じる症状には早くに変化が起きました。

体への根づき度、とでも言うのでしょうか…。今はそんな風に解釈しています。

なので、長く根付いている肩コリや手足の冷えは、治療で少しずつ良くなっているとは言え、大きな変化はあらわれにくく、なかなか自分でも変化を感じることはできません。

ですが着実に良い方向へ向かっていると思い、焦らず治療を続けていこうと思っています。

 
手足の冷えは特に冬にひどいため、先生に「私の目標は真冬でも温かい手です!」とお伝えしたところ、「じゃあそこを目指していこう!」と励ましのお言葉を頂きました(笑)
 
体質を変えるというのは、なかなか簡単にはいかないと思います。
 
特にその根が深ければ深いほど。
 
大物を動かすつもりで、今後もよろしくお願いします。(笑)

 

【清明院からのコメント】

この方はもともと、症状的にそこまで切羽詰まった状況で来院されたというよりも、清明院の治療に興味を持たれて来院された部分が多分にある患者さんです。

それもあってか、この方のコメントには、いくつかの興味深い内容が含まれております。

まず、2か月もの間、主たる症状である「首肩こり」には大きな変化は出ていないにもかかわらず、治療を継続されている、ということ。

普通の患者さんであれば、治療をあきらめてしまわれるケースも大いにある(というかほとんど)と思います。

また、主たる症状以外の部分に明らかに良性の変化が出ていること。

「体質改善」ということ が、そう簡単なことではないこと、等々、清明院の鍼を受けることで、色々な気付きがあったようです。

私としては、これもこれで非常に意味のあることだと思っております。

また、この方のように、「他人から指摘されて」初めてその症状を気にするようになった、という風に訴えて来院される方も、たまにいらっしゃいます。

その場合、その症状が、本当にとらなくてはいけない、病的な症状なのかどうか、という問題も出てきます。

つまり本当は、それを過度に気にしてしまう、心持ちの方に問題がある可能性もあるように思います。

その場合は、その患者さんの「心の針の向きが変わる」ように持っていかないと、なかなか改善しないことが多く、それは治療に時間がかかるものです。

ともかく、「肝欝気滞>腎虚」と証を立て、治療を継続しております。

主訴に大きな変化はないものの、随伴症状、体表所見には確実に良性の変化が出ています。

今後もこの患者さんのご期待に早くお応え出来るように、根気よく、全力で治療していこうと思っております。

 

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患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)

2024.07.10

 

 

 

 

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページをご参照下さい。

 

 

 

 

 

 

70代女性 介護関係

 

 

【症状】

 

白内障の手術後の右目の痛みと違和感、不安感(気力、体力の低下)

 

 

【既往歴】

 

20代 ギックリ腰

40代 腰椎椎間板ヘルニア

70代 右五十肩

 

 

(以下本文↓↓)

 

 

白内障の手術は、人生がパッと明るくなると言われていますが、私は手術を受けたら、今までよりもかえって見にくくなり、目の違和感、痛みに苦しまされ、術後半年過ぎても、毎日不安でいっぱい、という状況でした。

 

 

精神的にもすっかり落ち込んでしまい、眼科以外のかかりつけ医の先生にお世話になりました。

 

 

手術直後は痛みはそこまでなかったのですが、見え方の違和感が強く、眼科で、メガネで矯正するために処方されたレンズで様子をみていると、

 

今度は手術した右目だけがさらに痛くなり、結局4回作り直しましたが、結局そのままになってしまいました。

 

 

眼科医からは

 

「医学的には問題ありません。失明する心配は無いですよ。」

 

との事でしたし、他の眼科医に聞いても

 

「手術の痕は綺麗ですよ。何も問題ありませんよ。」

 

との事。

 

 

それでも、明らかに痛みがあり、次はいつ出るのか、もう治らないのではないかと不安で、胸が押しつぶされそうでした。

 

 

そんな時、かかっている歯科の先生から「清明院」の話を伺い、ワラをもすがる思いで診ていただきました。

 

 

始めにスタッフの方が丁寧に問診をして下さり、次に診察になり、先生が

 

「体の状態がわかりました。」

 

と仰って、1本鍼を刺すだけでしたが、不思議なことに全身の血行が良くなり、手足がジンジンと感じました。

 

 

その後、1週間に1回受診し、3回が過ぎた頃、あれだけ不安で仕方がなかった右目の痛みが嘘みたいに起きなくなっていました。

 

 

それでも、またもしかしたら痛みが出るのかな・・?と不安がよぎりますが、それも含め先生にお願いして、不安のない日常生活が送れるようになりたいと思っております。

 

 

たった1本の鍼で痛みもなく、リラックスでき、自分の体の調整をして頂けるなんて本当に感謝です。

 

 

これからもお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

この方は当院に通院されている歯科医の先生の患者さんでした。

 

 

当院には、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、鍼灸師などなど、多くのプロの医療人の皆さんが、患者さんとして長く通院されており、その皆さんが実際に現場で手を焼いておられる患者さんを、当院によく紹介して下さいます。

 

 

これは大変有難いことで、鍼毉冥利に尽きるところでもあります。

 

 

この方も、御自身がおかかりの歯科医の先生に目のことを相談したところ、清明院を勧めて下さったとのことで、鍼灸の経験は数十年前に腰痛の治療でかかったことしかなく、はじめは

 

「目の症状に鍼灸!?」

 

という感じで、半信半疑のお顔でお見えになりました。

 

 

初診時、「肝鬱瘀血>腎虚」と弁証し、治療を開始すると、治療直後では症状は動きませんでしたが、大変ポジティブな所見の変化を確認できたので、

 

そのまま治療を続行すると、1回目の翌日から効果を実感され、3回目でほぼ気にならなくなった、という変化を得ました。

 

 

当院に通院されている眼科医の先生に聞くと、白内障の手術というのは、非常に治療成績のいい手術だそうで、お受けになる患者さんは多いのですが、今回のような症例も、ごくたまにはあるようです。

 

 

しかし、手術部位の変化自体に問題がなければ、因果関係を証明するのはなかなか難しいようで、この症例のように、眼科の先生から

 

「手術はうまくいっています。」

 

「手術と痛みは関係ないです。」

 

と言われてしまうと、そこからどうして良いか分からずに、泣き寝入りになる患者さんもおられるようです。

 

 

・・・まあ、手術一般に言えることだと思っていますが、もちろん異常を起こした部位を切除したり入れ替えたりするのはやむを得ないケースがあり、手術そのものに関しては僕も全然否定しませんし、むしろ肯定的です。

 

 

また、近年の麻酔や手術道具や診断機械の進歩には目覚ましいものがあり、上手に活用するのであれば、恩恵の方が圧倒的に大きいだろうと思っています。

 

 

韓国ドラマの『チャングム』『馬医』なんかにもそういうシーンが出てきましたが、古代から中世までの鍼医たちも、出来るものなら内臓に対する外科手術だって、やりたかった筈です。

 

 

ですが、やはり手術というのは、異常な部分に処置をするために、どうしても正常な部分を切る訳ですから、手術で切られた正常な部分に関しては、ある意味大怪我したのと同じようなものです。

 

 

場合によっては、後遺症のような症状が出たり、全身のバランスが崩れて思わぬ症状が出ても、何ら不思議はないでしょう。

 

 

東洋医学ではこのような「大怪我」に関しては「瘀血(離経の血)」と考えて、気の動きを調えて、結果的に瘀血が散っていくように考えて処置します。

 

 

本症例はそれが奏功した症例だと思います。

 

 

何らかの手術後から、それまでになかった症状が出てきて、それを執刀医に相談しても

 

「手術はうまくいきました、出来ることはありません。」

 

と言われてしまってお困りの患者さんは、一度伝統鍼灸を試してみては如何でしょうか。

 

 

 

 

↑↑大変達筆のお手紙で頂きました。これだけPCが普及しているだけに、手書きって良いですね。

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研に参加してきました!!

2023.01.28

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1.19(木)の夜は、第48回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生

 

 

テーマは

 

「水も滴る?」

 

ということで、「津液(水分)の異常」にフォーカスした内容でした。

 

 

 

「津液の異常」を東洋医学的に簡単に言えば、

 

1.津液の流動の停滞

 

2.津液の絶対量の不足

 

の二つに大別できます。

 

 

津液は、手足末梢まで、体の隅々までを潤す作用(滋潤作用)を持っているわけですが、これがうまく発揮できないと、乾燥したり、熱を持ったりする訳です。

 

 

また、津液が体のどこかで停滞すれば、浮腫みになります。

 

 

不足してる部分や過剰な部分が生まれて、いわゆる「ムラ」が生じることもあります。

 

 

この症状で困っておられる患者さんも、非常に多いです。

 

 

乾燥や浮腫みというのは、あらゆる病の原因になり得ますし、あらゆる病を治りにくくさせる要因になり得るでしょう。

 

 

そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が効果を発揮します。

 

 

清明院でも、たとえそれが主訴じゃなくても、乾燥や浮腫みを体質的に持っている患者さんを、診ない日はありません。

 

 

私の少ない経験からも、鍼灸を始めてから浮腫みが取れた、乾燥している皮膚に潤いが出た、と患者さんが仰るようになった、なんていう症例は数知れずあります。

 

 

今回は、長瀬先生の症例も参照しつつ、「五苓散」の煎じ薬と、「麦門冬湯」のエキス剤、両方の試飲会もやりました。

 

 

学生さんも非常に勉強になったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

・・・さて、ここで告知ですが、次回の2.12(日)は、毎年恒例の特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」であります!!

 

 

詳しくはまた別記事で紹介しようと思いますが、どなたでも参加可能ですので、是非、上記のリンクからお申し込みください!!

 

 

一般の方は2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります!!

 

(今回はオンデマンド配信もあります!!)

 

 

また、同日2.12(日)の昼間は、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!

 

 

こちらは医歯薬学生限定のセミナーとなりまして、午前中は脈診などの東洋医学的診察法の実技指導なので、対面でのご参加、午後は「コロナ後遺症」の大学対抗の症例検討会なので、

 

オンラインでも参加できる、という企画になっております。

 

(参加費は無料!!お申し込みは上記のリンクから!!)

 

 

次々と色々なイベントが行われて、コロナで疲弊した日本も、徐々にではありますが、活気づいてきておりますね。(^^)

 

 

 

 

 

 

 

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第46回 順天堂東医研に参加してきました。

2022.11.27

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11.17(木)の夜は、第46回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生

 

 

テーマは

 

「冷えはつらいよ」

 

ということで、先生自身も悩まれている「冷え性」にフォーカスした内容でした。

 

 

「冷え」を東洋医学的に簡単に言えば、

 

1.気血の流れの停滞

 

2.気血の流れの不足

 

です。

 

 

気血(特に気)は、手足末梢まで、体の隅々まで温める作用(温煦作用)を持っているわけですが、これがうまく発揮できないと冷える訳です。

 

 

この症状で困っておられる患者さんは非常に多いです。

 

 

まあたまに「冷えは万病のもと」なんていう、極論的キャッチコピーを目にすることがありますが(苦笑)、万病とまでは言えなくても、冷えはあらゆる病の原因になり得ますし、あらゆる病を治りにくくさせる要因になり得るでしょう。

 

 

そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が効果を発揮します。

 

 

清明院でも、それが主訴じゃなくても、冷えを体質的に持っている患者さんを診ない日はありません。

 

 

私の少ない経験からも、以前はホッカイロが手放せなかったけど、今ではまったく冷えなくなったと仰るようになった症例は数多くあります。

 

 

今回は、長瀬先生の口訣も飛び出しつつ、「人参湯」の煎じ薬と、「呉茱萸湯」のエキス剤、両方の試飲会もやって、エキス剤ながらも、「呉茱萸湯」のパンチに皆さんやられていました。笑

 

 

呉茱萸湯に入っている「呉茱萸」という生薬は、以前植物園で生をかじったことがあるのですが、とんでもないです。

 

(笑・・・まあ、興味ある人はやってみて下さい。お勧めしませんが。。)

 

 

さて、次回の12.15(木)は、これまでの婦人科連続講義に続き、

 

 

「男性生理の問診」

 

「男性疾患で注目すべき体表所見」

 

という、性別シリーズでいきます!!

 

 

女性に女性生理があるならば、男性にも男性生理があります。

 

 

ここ、中医学では『男科学』として、非常に詳細に纏められております。

 

 

ハイブリッド開催になりますので、全国の医大生の皆さん、ぜひご参加ください☆(*‘∀‘)

 

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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10.22(土)Dr’s Prime Academiaで喋ります。

2022.10.15

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今日は告知です!!

 

 

 

来週末、10.22(土)の18時半から、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて、再び喋らせて頂きます!!

 

(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKだそうです!)

 

 

内容は東洋医学における「経穴診」のお話を中心に、「経穴診の実際」の実技動画もお見せします。

 

 

 

 

これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」同様、東洋医学の「経穴診」は、当然ながら西洋医学の診察とは全く異なる世界です。

 

 

「経穴」は、世間一般ではよく”ツボ”と呼称され、有名な”足三里(あしさんり)””百会(ひゃくえ)”などなど、一般の方でも知っている経穴もあったりします。

 

 

現状の学校教育では、2008年に日本、中国、韓国の有識者ででコンセンサスを得て、WHOが定め、統一された全身の361穴が、全身の正当な経穴(正穴)と言われています。

 

WHO/WPRO標準経穴部位 日本語公式版 参照

 

 

 

その中で、臨床上特に重要な経穴を「要穴」と呼び、経穴の教科書には必ず「要穴表」という表に纏められているのですが、実はこの「要穴」のほとんどは手足、それも肘から先、膝から先に集中しているのです。

 

 

さらに、手首、足首の周囲には「原穴」「八脈交会八穴」と言われる、要穴の中でも特に重要な”超”重要経穴が存在し、これらの反応を診て、鍼灸をすることで、我々は日々治療にあたっています。

 

 

これらの経穴の状態を診ない日はないし、これらの経穴に鍼灸しない日はありません。

 

 

東洋医学では、患者さんの手足の重要な経穴を丁寧に触診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、

 

「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。

 

 

数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。

 

 

また、これまでに何度も書いていますが、この「経穴診」というものは、とりわけ日本において非常に重用され、発展してきた診察法です。

 

「経穴診」を含む記事 参照

 

 

西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか。

 

 

また、東洋医学の経穴診と言っても、そのやり方、考え方には色々なバリエーションがあります。

 

 

今回は、我々北辰会がベースに置いている、江戸期から伝わる「経穴診」の考え方を中心に説明し、動画で実際の様子をお見せしたいと思います。

 

 

なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!

 

 

※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、

 

多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。

 

 

東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

 

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刺激量の問題 ③(なぜ一本鍼なのか)

2019.06.13

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これまでのお話し

 

刺激量の問題 ①  

刺激量の問題 ②      参照

 

 

◆置鍼か単刺か。  つづき

 

 

この問題は色々語りたいことを伴うのか、なかなか本題に入れない。(苦笑)

 

 

でもまあ、ついでなんで、色々思うままに書いときましょう。

 

 

もともとここは、そういう場だ。(゚∀゚)

 

 

清明院の治療のやり方は北辰会方式。

 

 

日本はおろか、世界中でも、かなり珍しいやり方だと思います。

 

 

初診時は3時間かけます。

 

 

詳細な予診票を記入してもらった後、問診を1時間以上。

 

 

その後、全身をこれまた詳細に体表観察したのち、治療はなんと鍼一本。

 

 

しかも、再診(二診目)以降は、患者さんに接している時間は数分です。

 

 

目にも止まらぬスピードで、1時間に10人くらいの患者さんを次々に治療していきます。

 

 

蓮風先生はじめ、北辰会のコアメンバーの先生方の多くは、そのようにして成立しております。

 

 

実に特殊な治療方式だと思います。

 

 

でも、この方式が、この業界に入って5、6年ほど経った時に一番、僕自身が納得でき、自分に合っていると感じた、治療方式でした。

 

 

僕も20代の頃は、諸説紛々のこの業界、誰の話にも、一定の説得力を感じ、迷いに迷って、まずは片っ端から試してみないことには分からないと考え、

 

巷でよく行われているような、全身にたくさんの鍼を打つやり方はもちろん、鍼に電気を流すやり方、太くて深い鍼、接触するのみで刺さないやり方、

 

お腹のみの治療、背中のみの治療、手足のみの治療、整体みたいな手技療法と組み合わせてどうか、などなど、何でもかんでも試しました。

 

 

その実体験の中で、僕なりの実感として、色々分かってきました。

 

 

患者さんの中には、痛いところ、凝っているところに、直接太い鍼を深く打って、ズンズン響かせて欲しい、患部を強く刺激してもらって初めて、

 

効いた気がするし、満足できる、という患者さんがいることは確かですが、それは実は全病人の中ではごく少数派だと思います。

 

 

関西ではそういう患者さんのことを、皮肉を込めてか「鍼食い」とか言うそうですね。

 

(苦笑・・・妖怪か!)

 

 

ある調査によれば、日本国民の鍼灸受療率は5%程度、ほとんどの人は鍼灸を受けたことがなく、受けたことがない人のほとんどは

 

「痛そう、熱そう」

 

という食わず嫌いな訳です。

 

 

・・・ということは、「痛くない鍼、熱くないお灸」でもって、鍼灸を食わず嫌いしている、残りの95%をいかに鍼灸ファンにするかが、

 

現代日本の鍼灸師の喫緊の課題なんじゃないでしょうか。

 

 

20代前半の頃から、そんなことを考えながら、色々試すうちに、鍼灸は別に無理にたくさん打たんでもよく効くこと、また、たくさん打ってしまったら、

 

治らない時、壊れた時に、それがなぜなのか、検証が出来にくいということに、嫌というほど気付かされました。

 

 

それで、一本ずつ、この経穴にこの鍼をするということの意味をよく考えるようになり、徐々に絞り込んでいった結果、最終的には一本のみになっていきました。

 

 

でも、その一本にも、また色々あります。

 

 

 

続く

 

 

 

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「五行」のはたらき 4

2019.04.21

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これまでのお話し

 

「五行」って何ですか?(その8)

「五行」のはたらき 1 

「五行」のはたらき 2       参照

 

 

 

◆従革とは。

 

 

さて今日は、これも聞きなれない金の性質、「従革」を説明します。

 

 

「金は従革」と定義したのも、紀元前5世紀ごろの書とされる『書経(尚書)』洪範です。

 

 

これは、中国隋代の蕭吉(しょうきつ)によって撰述された『五行大義』によれば、

 

「従」・・・範(のり)に従い

 

「革」・・・更(あらた)まる

 

という意味だそうで、金属が溶けて容器や刃物など、様々な形に姿を変えることからこの性質が言われるようになったそうです。

 

 

また、後漢の許慎の『説文解字』では、「金は禁」といわれ、金の時季である秋になると、自然界の陰気が盛んになりだし、万物の成長が止まる(ある意味で成熟する)、と説明します。

 

 

それを「粛殺の気」と言います。

 

 

これは、以前にも書いていますが、8月の立秋の頃になると、朝晩の空気、風に微妙に出てくる、あの感じのことです。

 

秋燥の気   参照

 

 

 

また「金」という漢字の中には「土」が隠れており、間にある「’ ’」は、金属が土の中で光っているさまを示す、と説明します。

 

 

 

「金」は方位(空間)では西方、季節では秋です。

 

 

 

西方は日が沈む方角、死の世界ですね。

 

 

 

しかしこれも大事な自然の摂理です。

 

 

 

天の道理に順う粛殺は、新しいものを生み、発展の方向に向かうのですが、天の道理に従わない粛殺は、かえって新しいものを生まなくなり、

 

衰退を招くという、重要な教えが含まれています。

 

 

 

「金」は臓腑経絡では肺の臓(手太陰肺経)と大腸の腑(手陽明大腸経)、経穴では陽経の井穴と陰経の経穴です。

 

肺・大腸    参照

 

 

 

臓腑では稼穡の土は脾胃で、従革の金たる肺大腸とはいわゆる相生関係にある訳ですが、これが経絡的には太陰経と陽明経で手足一対になっていることも興味深く、

 

流注の順序からしても肺→大腸→胃→脾と密接であり、陰陽ともに気血が旺盛(太陰と陽明)、というのも意味深いですね。

 

 

十二経の流れの順調度合いは、胃の気の充実(一つには稼穡力)からの肺金の従革力(死と再生)ありきな訳です。

 

 

 

また、金(従革力)に関与する経穴を実際に動かす時は上記のような考えを持つと、診どころが変わってくると思います。

 

 

 

例えばよく使う陽経の井穴刺絡とか、霊道穴とかね。(゚∀゚)

 

 

 

続く。

 

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。15

2018.01.21

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このシリーズ、ちょっと空きましたが、せっかくなんで、『金匱要略』、現代中医学の内容くらいはカバーしましょうかね。(笑)

 

「紅汗」について考えてみましょう。目次

 

 

◆小建中湯と衄

 

 

『金匱要略』「血痺虚勞病脉證并治第六」にこうあります。

 

 

「虚勞裏急.悸..腹中痛.夢失精.四肢痠疼.手足煩熱.咽乾口燥.小建中湯主之.」

 

 

簡単に訳しますと、

 

 

「正気の弱りが中心の病で、動悸、鼻血、腹痛、夢精、四肢のだるさや痛み、手足のほてり、口やのどの渇きがあるものは、小建中湯がいいよ。」

 

 

となります。

 

 

ここで、「小建中湯」という薬は、「麦飯」ってどうでしょう?? 7でチラッと紹介しましたが、有名な「桂枝湯」の中の芍薬という生薬の量を倍にし(桂枝芍薬湯)

 

そこにさらに膠飴(こうい:水あめのこと)を加えたものです。

 

 

僕も飲んだことがありますが、非常にスッキリと甘くておいしい漢方薬です。(笑)

 

 

ここで説かれているのはそもそも虚労の病ですから、体力を回復させる必要があります。

 

 

しかし、ここで面白いのは、正気の弱りが本質だとしても、腹痛のような冷えっぽい症状と、鼻血や火照りなどの熱っぽい症状が混在していて、

 

それを同時に調整するのに小建中湯を使うところです。

 

 

だいぶ昔に書きましたが、脾胃は上下や陰陽のバランサーとしての機能があります。

 

脾・胃 参照

 

 

「建中」というくらいで中焦の気を建てることで、バランサー機能を発揮する。

 

 

鍼でも非常に色々なやり方で治すことが出来ます。

 

 

生理と病理が分かると、大変楽しい世界です。

 

 

 

続く

 

 

 

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