東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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順天堂東医研 第2回 アーユルヴェーダ勉強会を視聴しました。

2022.03.17

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3.10(木)の夜は、順天堂東医研第二回アーユルヴェーダ勉強会を視聴しました。

 

 

2018年の発足以来、私が東洋医学の基礎と鍼灸を担当し、2019年の4月からは長瀬眞彦先生が漢方を、2020年の春からは勝又摩吏先生がヨガを担当し、伝統医学の学習の幅を広げてきた順天堂東医研。

 

 

今回、番外編ということで、インド伝統医学であるアーユルヴェーダに関して、二回目の勉強会が行われました。

 

 

普段我々がやっている中国伝統医学、イスラム文化圏で行われているユナニ医学と並んで、世界三大伝統医学と言われることもある、インド伝統医学であるアーユルヴェーダ

 

 

興味を持っている人も多いと思います。

 

 

今回のテーマはアーユルヴェーダの中でも、シロダーラという治療法に関して。

 

 

見たことある方も多いのではないかと思いますが、眉間の少し上の部分にオイルを垂らす、あの独特な治療法です。

 

 

近年では癒しブームとも相まってか、ヘッドスパやエステと抱き合わせで行われることも多いようで、多少市民権を得てきた感じがあります。

 

(まあ、なかなか本格的な施術を受けられる施設は少ないようですが。。)

 

 

アーユルヴェーダでは、全身に中国伝統医学で言う「経穴」のような治療ポイントが存在する、と考えます。

 

 

それのことを「マルマ」といい、これは全身に107つあるとされています。

 

(全身を1つのマルマと考えると108つとなるそうで、これは煩悩の数ですね 笑)

 

 

そこにオイルを垂らす治療法が「シロダーラ」というやつで、これは心身の浄化を行う「パンチャカルマ」という治療において非常に重要な段取りの一つとされます。

 

 

経穴に対する微妙な刺激というのが、全身に著しい変化を及ぼすという事実を日々実感している我々鍼灸師にとっては、経穴にオイルを垂らすというのも、なかなか興味深い手法だな、と思います。

 

 

パンチャカルマには他にも浣腸療法や点鼻薬を入れる方法、瀉血法や催吐法まであるそうですが、まあ、シロダーラくらいまでなら受けてみたいかな、って感じですね。苦笑

 

 

まあ、こういう知識に触れるのも、たまにはいいと思います。

 

 

 

◆参考文献

 

『アーユルヴェーダ入門』地球丸からだブックス

 

 

 

 

 

 

 

 

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日曜日は(一社)北辰会勉強会へ

2021.10.29

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先日、10.24(日)は、(一社)北辰会の関東支部の役員や講師の先生方中心の内輪の勉強会に参加してきました!!

 

 

この勉強会は、数年前から少人数で行っている、いわば内輪の勉強会です。

 

 

今回は本部から藤本新風先生もお越し頂き、久々に関東支部の先生方の元気な顔が見られて嬉しかったですね。

 

 

やっぱり、実技の研鑽は対面でないと出来ないし、対面ならではの良さというのは絶対にある訳なんで、今後は座学講義についてはハイブリッド方式で、

 

実技に関しては対面で、というのが、この業界の新しいスタンダードになるんでしょうね。

 

 

オンライン講義の良さというのも確実にあって、オンラインが主になってから、これまでは聴きたくても遠慮しがちだった九州や東北の勉強会にも、気軽に参加できています。

 

 

それも、zoomでスマホから参加して、Bluetoothでワイヤレスイヤホンで聴いていれば、なんと移動中、何かしながらでも、講義が聴けるという素晴らしさ。。。

 

 

これまで、移動中といえばせいぜいスマホでネットサーフィンするか、音楽を聴くか、くらいしか出来なかったのが、今では座学講義を聴けるという、良い時代が到来しましたね。

 

 

今回の勉強会では、現状、講師候補や準講師という立場にいて、今後さらなる高みを目指している先生方や、これから講師候補を目指していこうという、

 

やる気にあふれたスタッフ会員の先生方の実技を見ることが出来ました。

 

 

 

皆さん非常に頑張っており、今後が楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

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新風先生が良導絡の勉強会に!!

2019.04.24

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すでに北辰会公式ブログで告知がありましたが、実は来月、5.26(日)に、(一社)北辰会代表、藤本新風先生が東京で講演と実技をします!!

 

 

場所はお茶の水の順天堂医院。

 

 

講演を主催するのはなんと「良導絡自律神経学会 東日本支部」です!!

 

 

時間は13時から15時。

 

 

午前中にも、良導絡の先生方による講演があります。

 

 

良導絡と言えば、鍼灸師であれば一度は聞いたことがあるでしょう。

 

良導絡自律神経学会HP内 良導絡とは 参照

 

 

実は、良導絡と、新風先生の御祖父君である藤本和風先生(藤本蓮風先生の御尊父)にはご縁があります。

 

 

良導絡治療の創始者である医学博士、中谷義雄先生と藤本和風先生は、生前交流があったことが知られています。

 

(北辰会機関誌『ほくと』49号 「藤本和風氏の半生」参照)

 

 

中谷先生は、

 

「良導絡の生みの親は和風先生である」

 

とまで言明しているようです。

 

 

昭和36年に、中谷先生と和風先生が、良導絡の機関誌の記事を連名で書いているものを一部読むことが出来ます。

 

 

 

 

・・・僕は去年、この話が来た時、鳥肌が立ちました。

 

 

去年、2018年に、新風先生が北辰会の代表になって、それまで北辰会とは全く縁のなかった良導絡学会から、すぐにこの話が来るとは、

 

和風先生の存在、天国からのパワーらしきものを感じずにはいられません。。。

 

 

因みにこの講演会が行われる5.26は、北辰会関東支部の定例会でもあります。(苦笑)

 

北辰会カリキュラム 参照

 

 

・・・まあ、会員の方はいつも通り定例会に参加してもらって、北辰会をよく知らない、でも興味があるという会員「外」の先生方は、

 

ぜひお茶の水に足を運んでみてください。

 

 

和風先生も会場に来てるかもしれませんよ☆

 

 

 

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北里大学 教員勉強会に参加してきました!!

2018.08.21

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今年も恒例の、北里大学で行われた鍼灸学校教員限定の古典講座に参加してきました!!

 

 

ここ数年、北里大学という、日本の近代の東洋医学を語る上では欠かせない大学を、場違いな格好でウロチョロしております。(゚∀゚)

 

 

北里大学教員勉強会感想 まとめ

北里大学教員勉強会に行ってきました!!

北里大学、東洋医学総合研究所にて研修してきました!!

鍼灸医学史研究発表会に行ってきました!!         参照

 

 

今回も盛りだくさん。

 

 

1コマ目は二松学舎大学のヴィグル・マティアス先生による鍼灸の国際情勢に関する近代史のお話。

 

 

最初にヨーロッパに渡ったのはむしろ日本の鍼だったとか、鍼がヨーロッパで評価され出したのは戦後で、やはり鍼麻酔のインパクトが大きかったとか、

 

現在の中国の一帯一路政策に関してとか、なかなか興味深い話だったんですが、マイクの音が小さくて(というか口から離し過ぎてて)あまり聴き取れませんでした。。。(苦笑)

 

 

ただこのままだと今後、東洋医学の世界情勢の中で、日本が置いていかれそうな流れはヒシヒシと感じましたね。。。

 

 

2コマ目は最近出て話題になった翻訳本『閃く経絡』で有名な聖路加国際病院リウマチ膠原病センター津田篤太郎先生による講義。

 

 

蓮風先生の話にもよく出てくる、北朝鮮のキムボンハンの学説が何度も出てきましたネ。(笑)

 

 

ボンハン学説については医道の日本社さんのHPにバックナンバーが紹介されていますので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

 

(切手になった、キムボンハンの顔や、当時の藤原知先生も見れるよ☆)

 

 

これも当時としてはなかなかセンセーショナルだったんでしょうね。。。

 

 

まあ、今でも、西洋医学者から見たら、経穴の並びや、三陰三陽学説というのは、どうも興味深いようですね。

 

 

まあ、そういうのって、正直僕の臨床にはそこまで関係ないのですが(苦笑)、こういう発想からも、思わぬヒントをもらうこともあるかもしれませんな。

 

 

午後は森之宮医療大学の教授である長野仁先生による講義。

 

 

長野仁先生といえば、今や日本鍼灸界で知らない人はいないと言ってもいい、鍼灸古典研究家の代表格です。

 

 

「日本鍼灸のアイデンティティ」と言うが、それは他との優劣を示すものではない、という発言は、まったくその通りと思いましたね。

 

 

また日本の東洋医学受容は誤解や誤読、誤伝に満ちていると。

 

 

まあ相変わらずの、精緻な研究の内容に恐れ入ります。

 

 

もはや「ひとり大学院」て感じでしょうか。。。

 

 

ああいうレベルの先生が何十人もいて、全国の大学の研究室とかでバンバンやってればなー、とホントに思います。

 

 

続いては、内経医学会会長の宮川浩也先生による講義。

 

 

宮川先生はいつもいいことを仰いますが、『霊枢』九鍼十二原は兵家思想に基づいている!と仰ったのが印象的でした。

 

 

最後は『黄帝内経』研究で有名な東京理科大学遠藤次郎先生による講義。

 

 

九鍼の論から三部九候論が生まれたという解釈は、初耳でしたね。

 

 

少し掘り下げないとな、と思います。

 

 

毎年この講座は、メチャハードな勉強量の先生方が登壇なさるので、古典にかなり興味がないと、なかなかついていけない講義ばっかりなんですが、

 

どの先生も講義の中で一つは「おっ」と思うことを仰るので、それを聴きに行っている感じですね。

 

 

 

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北里大学教員勉強会に行ってきました!!

2017.08.25

20170419_013423.JPG

 

 

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8.20の日曜日は、北里大学で行われた、鍼灸学校教員対象の古典講座に参加してきました!!

 

 

この勉強会は12回目で、僕はこれまであまり縁がなかったのですが、去年から縁あって参加しています。

 

北里大学教員勉強会感想 まとめ  参照

 

 

講座全体は1日半かけて行われるのですが、土曜日の診療を休むわけにはいかないので、日曜日のみ参加させていただきました。

 

 

朝一は内経医学会会長である宮川浩也先生の講義

 

「補瀉について」

 

です。

 

鍼灸治療の重要な要素である「補瀉」については以前このブログで書きました。

 

補瀉 目次 参照

 

 

今回の宮川先生のお話では、特に補法の意味について重点的に解説されておりました。

 

 

「何かを注入するとかじゃなくて、充実するのを待つという意識」

 

が重要、というお話を、漢字の意味から説いておられて、流石でした。

 

 

2限目はいつもお世話になっている大浦慈観先生による

 

「熊野信仰と鍼灸古流派の関わり」

 

のお話。

 

 

大浦先生は、相変わらずの圧倒的知識量です。

 

 

僕もいつか行きたい熊野古道。

 

(恐らく近いうちに行くでしょうね (゜レ゜))

 

 

熊野信仰と鍼灸に関係があったなんて、不勉強な私は、正直知りませんでした。(笑)

 

 

昔の流儀書に書いてある鍼の方法というのは、えげつないものもあり、なかなか現代では出来ないけれども、面白いですね。

 

 

ああやってどんどん、明治期に途切れてしまった日本伝統鍼灸の不明瞭な部分を翻刻、解説してほしいものです。

 

 

あとは、墓マイラーの私としては徐福の墓に興味津々でした。(゚∀゚)

 

 

午後は小林健二先生の古典のデータベース化のお話。

 

 

小林先生はいつもながら、恐ろしい仕事量です。

 

 

これからの日本における東洋医学の古典研究を考えたら、ホントに重要な仕事であり、頭が下がります。<m(__)m>

 

 

例えるなら「ひとり大学の研究室」って感じでしょうか。

 

 

本来なら国費とマンパワーを大いに使ってやるべきものだと思います。

 

 

続いて真柳誠先生による講義

 

「甲乙経について」

 

です。

 

 

『甲乙経』は鍼灸医学にとって超重要古典です。

 

 

甲乙経の内容に立ち入る前に、あれだけ膨大な知識があるというのも凄いんですが、まあ自分たちがいつも聖典視している『黄帝内経』や、

 

その周辺の重要古典が、実はどういういきさつで今に伝わっているのかを知る、ということは重要です。

 

 

ラストは京大林克先生による

 

「陰陽五行説について」

 

の講義。

 

 

林先生は非常に聞き取りやすい声で、サクサクと解説して下さり、楽しく聞けました。

 

 

・・・まあ、僕のパートは臨床だと思っているので、こういう文献学のお話っていうのは普段あまり触れることはないんですが、年に一回くらい、

 

こういう話を聞くと、非常に刺激になりますね。

 

 

意外と嫌いじゃないです。(笑)

 

 

ただ僕の雰囲気自体が、妙に場違いな感じがして、それがじゃっかんキツいんですけどね。(苦笑)

 

 

まあ、来年も行こうかな。

 

 

 

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勉強会3連チャン!!

2017.07.17

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15日の土曜日の夜は、北辰会関東支部の講師、若手会員のみで集まって、定例会前日に清明院にて勉強会を行っておりました。

 

 

この「内輪の」勉強会は、もうかれこれ10年くらい続いております。

 

 

そして16日は(一社)北辰会スタンダードコース東京会場です。

 

 

今回は藤本新風副代表もお見えになりました。

 

 

さらに、17日は支部の講師全員で研修会的勉強会。

 

 

上手な座学講義の進め方や、刺鍼法や打鍼法の指導法を確認します。

 

 

この暑い中、海にもプールにも行かず、3日間連続で勉強会。

 

 

・・・真面目だねーしかし。(苦笑)

 

 

ただ勉強会を開いていることに満足してはいけない。

 

 

漫然とやっていても、何の足しにもならない。

 

 

これを臨床に100%還元するにはどうしたら良いか。

 

 

3日間連続で勉強会をやった結果、鍼がうまくなったのかどうか。

 

 

ここが一番大事。

 

 

 

・・・まあとりあえず、アチイし、来週は海行ってこよっと。(笑)

 

 

 

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北里大学教員勉強会感想 まとめ

2016.08.11

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これまでのお話・・・

 

北里大学に行ってきます☆

北里大学の教員勉強会に行ってきました!!

北里大学教員勉強会感想 1    

北里大学教員勉強会感想 2      参照

 

 

では、まとめ行きましょう。

 

 

今回、御縁があって、北里大学で行われている、鍼灸学校教員を対象とした勉強会に参加してきました。

 

 

この勉強会は年に一回の開催で、今年で11回目なんだそうです。

 

(10回目で終わる案も出たそうですが、続けてほしいという声に応えて11回目の開催となったそうです。)

 

 

これまでにも、声をかけて頂いてはいたんですが、たまたま忙しくて日程調整がつかなかったこともあり、また、この勉強会で主に行われているような、

 

文献研究や医史学の細かい内容に、そこまで興味が湧かなかったこともあり、何となく参加してきませんでしたが、墓マイラーシリーズにも書いているように、

 

なぜか去年あたりから、無性に歴代名医の墓参りに行きたくなり、今年は大塚敬節先生、矢数道明先生たちの墓参りにも行き、

 

明治以降の鍼灸漢方の近代史に以前よりも興味を持つと、北里大学東洋医学総合研究所という存在が、妙に気になりだしました。

 

墓マイラー 目次 参照

 

 

・・・で、これは何かのタイミングだろうと思って、今年こそ行ってみようと思ったわけです。

 

 

北里大学の東洋医学総合研究所は、1972年の6月、田中角栄の日中国交正常化の3か月前に、大塚敬節先生を所長として開設されました。

 

 

それから44年経った現在、2016年になって、日中関係や、日本国内における鍼灸漢方を取り巻く状況も様々に変遷する中、

 

初代所長の大塚敬節先生、2代目所長の矢数道明先生の、東洋医学にかけるアツいアツい魂は、いかほど伝わっているのか、

 

それをどの程度、肌で感じることが出来るかと思って、行ってみることにしました。

 

 

1日目の懇親会の後は、ほとんど知り合いのいない、内輪呑みの感じの二次会にも、あえて参加してみました。

 

(苦笑・・・北里の研究員の先生方が、どんな会話をしているのかと思ってね。)

 

 

まあ2日間通じて、大塚先生の偉大さ、パワーのようなものは、ビシビシ感じました。

 

 

東鍼校もそうだし、花田学園もそう、衛生学園もそうだけど、もともとは一人の人間が旗を振って、あれだけのものを構築できる能力ってのは、

 

単純にスゴイですよ本当に。

 

 

 

 

・・・で、2日間参加しての結論としては、やっぱり東洋医学、鍼灸医学を、もっともっと国内外に向かって、効果的にアピールするべきだと思いました。

 

 

たとえ良い研究、良い臨床、良い内容の勉強会をしていても、そのことを、現代社会で使いうる、色々な拡声器を使って、

 

もっともっと大きく叫ばないと、もったいないなー、と思いましたね。

 

 

そりゃあ、自分の言ってることをよく分かってくれる理解者に囲まれて、そこである種の「共同体」を構築し、その中で楽しくやってりゃあ、

 

一定の幸福感、満足感は得られるかもしれないが、それだけでいいのか、という思いを、何回も感じました。

 

 

もちろん自戒の気持ちも込めて、です。

 

 

ただ、北里に関しては、今回が初であり、まだ分かっていない部分も多々あると思うので、今後もうちょっと、理解を深めたいと思っています。

 

 

いやー、いい刺激になったわ。

 

 

 

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北里大学教員勉強会感想 2

2016.08.09

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これまでのお話・・・

 

北里大学に行ってきます☆

北里大学の教員勉強会に行ってきました!!

北里大学教員勉強会感想 1          参照

 

 

さて、続き行きましょう。

 

 

二日目です。

 

 

朝一は帝京平成大学鈴木達彦先生による講義でした。

 

 

このブログでも以前紹介した、田代三喜、曲直瀬道三についてのお話でした。

 

田代三喜(たしろさんき)という人物

曲直瀬道三(まなせどうさん)について

墓マイラー3

NHKに曲直瀬道三が参上!!       参照

 

 

この二人は、日本の医学史を語る上では外せない二人なんですが、今回、新知見を得ましたので、またこのブログで紹介しようと思います。

 

 

田代三喜、曲直瀬道三についての理解が深まりましたネ。

 

 

2コマ目は姫路の小林健二先生

 

 

この先生は、非常に貴重な資料の数々をWeb上に上げてくれている、業界の勉強家にとっては、縁の下の力持ち的な先生です。(笑)

 

 

僕もこの先生の資料を、何度勉強に使わせてもらったか分かりません。

 

 

講義でも、古典をまとめる際のPCソフトの使い方の説明をされていましたが、PCに疎い私は、正直ほぼついていけませんでした。。。(苦笑)

 

 

3コマ目は加畑聡子先生による講義。

 

 

加畑先生は伝統鍼灸、東洋医学の古典の研究者として、若手の有望株です。

 

 

今回は、江戸期以降の経穴人形について詳しく調べてくださっており、今後が楽しみだと思いました。

 

 

臨床家もそうだけど、研究者、教育者にも、鍼灸、東洋医学の業界に、どんどん若手が出てくるべきですね。

 

 

4コマ目は内経医学会の会長である宮川浩也先生による講義。

 

 

私も、以前から学会等でよくして頂いている先生です。

 

 

今回は東洋医学における感情と気の動きの問題を、非常に分かりやすく講義して頂きました。

 

 

そして最後は京大の武田時昌先生による講義。

 

 

・・・武田先生の講義を聴いたのって初めてなんですが、あんな感じなんですね。。。(笑)

 

 

今回の勉強会に行く前に、とある教員の先生が、

 

「武田先生の講義は面白いよー!」

 

と言っていた意味が分かりました。(笑)

 

 

非常に関西弁の話術が冴え渡る中、重要な指摘が散りばめられていたと思います。

 

 

 

 

うーんまあ、総じて、行ってよかったと思います。

 

 

次回、飲み会の感想も含めて、まとめましょう。

 

 

 

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北里大学教員勉強会感想 1

2016.08.08

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いやー、先週末は激動の二日間でした。。。

 

 

土曜日の朝から満タンの予約表をせっせとこなし、二人の新患さんもせっせとこなし、終わるやいなや、ダッシュで北里大学に直行し、

 

勉強会の後、懇親会、二次会と参加し、遅くに帰宅し、翌朝、日曜日も朝一から勉強会、そのあと、勉強会で偶然久しぶりにお会いした先生と呑みに行き、

 

再び遅くに帰宅。。。

 

 

そしてあっという間に今日、月曜日になってしまいました。

 

 

関西に勉強会に行くときは、新幹線による移動時間があるので、その間寝れたりとか、インターバルがある感じなんですが、

 

今回の様に東京だと、ずーっと休みなく動いて、頭も気も使っている感じで目まぐるしく、なかなか草臥れました。(笑)

 

 

でもまあ、教員の先生方のための勉強会なんて、週に一回、2コマだけチョイチョイ講義しているだけのエセ教員である私が参加するのは、

 

場の雰囲気や講義の話題も含めて、実に場違いな感じがしましたが(苦笑)、今回、たまたま御縁があって参加したからには、

 

全力で参加するのが私の流儀、礼儀です。

 

 

しかも今回の場所は北里大学

 

 

日本の東洋医学の近代史を語る上で外せない場所です。

 

 

先日墓参した大塚敬節先生、矢数道明先生の魂に失礼の無いよう、気合いを入れて参加し、質問が許された、ほぼすべての講義に質問させていただきました。(笑)

 

墓マイラー 29 大塚敬節先生

墓マイラー 28 矢数道明先生

大塚敬節という人物

矢数道明という人物

 

 

土曜日の1コマ目は京都の猪飼祥夫先生

 

 

古典(千金方)におけるお灸の記載を実際にやってみた、そしたら大やけどして現実的ではなかった、というお話。

 

 

こういうことは、色々な古典において、けっこうあるんじゃないかと思います。

 

 

現代日本人と古代中国人では衛生観念も身体感覚も、鍼灸に対する認識もすべて違います。

 

 

現代日本の、しかも「その土地、その環境の」患者さんを治療する訳ですから、それに合わせないといけませんね。

 

 

もちろん、伝統の本質は外さないように、です。

 

 

2コマ目は、この業界では知らない人はいないであろう、大学者の真柳誠先生による講義。

 

 

僕のブログでも、真柳先生の研究室のサイトの情報をどれほど活用させてもらっているか。

 

 

スゴイ研究者です。

 

 

今回の講義は、みんなが現代でも使っている、色々な漢方薬の成り立ちの歴史の、分かりやすいお話でした。

 

 

我々がバイブルにしている『黄帝内経』『難経』『傷寒論』の医学は、宮廷医学であったに違いない!というご意見、

 

細かい時代考証、なるほどなー、と思いました。

 

 

僕としては気になる「三陰三陽」に関して質問させていただきましたが、イマイチ消化しきれていないので、後ほどまたこのブログで整理しようと思います。

 

 

3コマ目は森之宮医療大学長野仁先生の講義。

 

 

経絡がなぜああいう配列で並んでいるのか、経穴がなぜああいう配列で並んでいるのか、という素朴な疑問を、講義の中で御本人も仰っていたように、

 

「妄想」した内容の講義でした。(笑)

 

 

僕も東洋医学に関する妄想は大好きなので、参考になるところがありましたね。

 

 

まだ色々と聞いてみたいことがあるので、またどこかで会ったら聞いてみようと思います。

 

 

二日目の感想に続く。。。

 

 

 

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北里大学の教員勉強会に行ってきました!!

2016.08.07

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いやー、昨日今日と、2日間に渡って、行ってきましたよ、北里大学。

 

 

感想は色々と、色々とありますが、後ほど詳しく語りましょう。

 

 

今日はとりあえず寝ます。。。

 

 

東洋医学の今後。

 

 

鍼灸医学の今後。

 

 

鍼灸教育の今後。

 

 

なぜ今東洋医学なのか。

 

 

自分にできること。

 

 

 

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