東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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観想する

2017.01.08

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去年の年末の講義で、「感得」という言葉をキーワードに挙げました。

 

総合と総体 目次  参照

 

 

僕らは臨床家です。

 

 

学者や評論家じゃないので、実際に病める患者さんの前で力が発揮できなければ、価値薄です。

 

(メシ食えません。)

 

 

そもそも我々が治療に用いる「経絡」「経穴」というものについては、それを目で見ることも、人の目に見せることも、

 

最新鋭の機械をもってしても、計測することも出来ない訳ですから、まずは

 

「そういうものがある」

 

と仮定して、患者さんに対峙してみるしか、検証する方法は無いわけです。

 

 

まあ、東洋医学の考え方は何千年も続いている訳だし、現実に師匠も出来てる、先輩も出来てる、友人も出来てる、

 

そういう「現実」「事実」を基に、

 

「てことはなんかあるだろ。まあとりあえず、やってみるかな。」

 

が始まりでいいと思います。

 

 

あるかないか分からないものを「ある」と仮定して何かを行う。

 

 

こういうの、仏教では「観想」なんて言いますね。

 

 

その先で、東洋医学の言うような世界観が「感得」出来るかどうか。

 

 

ところで、チベット仏教、密教、アーユルベーダ、ヨガなど、それぞれの考え方で、「気の通り道」に関する見解が違う。

 

 

 

これをどう考えるか。

 

 

 

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