東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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総合と総体 7

2016.12.15

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これまでのお話

 

総合と総体 1

総合と総体 2

総合と総体 3

総合と総体 4

総合と総体 5

総合と総体 6   参照

 

 

続く

 

 

 

◆気一元論とは。

 

 

前回、「原子論」をごく簡単に紹介しました。

 

 

これは、この世界は、分割不可能な「原子」から成っている、という考え方でした。

 

 

それに対して、古代中国の自然哲学の認識論は「気一元論」と言います。

 

 

これは、この世界は分割不可能な「気」から成っている、という考え方。

 

 

ここで、

 

「おいおい、それじゃ単に”原子”を”気”と言い換えただけじゃないか!」

 

と思ってしまう人もいるでしょうけど、「気一元論」の言う「気」というのは、人間の精神や記憶、情動の働き(神気)や、空間そのものも「気」から成っている、とされ、まさにすべてを一元的に説きます。

 

 

精神と物質をキチッと分ける、デカルト(1596-1650)の心身二元論とは相いれません。

 

デカルトという人物 3   参照

 

 

しかも「気」を、形体に先立つものとして考え、有形の物体よりも、むしろ無形に主眼を置いているという点でも、原子論とは違うと思います。

 

 

因みに、デモクリトス(BC460-370)の原子論では、原子(アトム)が存在し運動する場として、空虚(ケノン)という空間の存在を唱えています。

 

 

気一元論的には、アトムもケノンもぜーんぶ「気」と考える、ということです。

 

 

ここも、原子論との違い。

 

 

全て「一つ」。

 

 

だから「一元論」です。

 

 

 

続く

 

 

 

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