東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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総合と総体 1

2016.12.09

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2016.12.18、「臓腑経絡学の最重要点」というテーマで講義します。

 

 

副題はこの「総合と総体」です。

 

 

まず、聴きに来られる方は、あと9日ありますから、『臓腑経絡学』(アルテミシア,藤本蓮風著)に所収されている、1993年に蓮風先生がお書きになった同タイトルの論文を熟読して、それぞれに御感想、御見解を持った状態で御聴講頂きたい。

 

『臓腑経絡学』をまだ持ってない人はこちら!!

 

 

僕はこの論文を、15年ほど前に読んで、けっこうガツンと来ました。

 

 

「東洋医学は総合的で、西洋医学は分析的だという、一見正しいように聞こえるこの評価は、実は不条理だ!!」

 

という言葉から始まるこの論文は、現代で東洋医学を真面目にやろうとする者にとって避けて通れない、西洋医学との接触、そこに生じる諸問題の、根本的な部分を論理的に説明した、非常に良い論文だと感じました。

 

 

蓮風先生のこの論文では、

 

「総合」とは、「分析」の結果なのであり、「分析」とは、「総合」するための手段であるのであるから、つまり「分析=総合」ということになり、この両者を持って両医学の本質的な違いを説明することは出来ない!

 

と説きます。

 

 

東洋医学と西洋医学、両者の違いや優劣を、患者さんならともかく、術者側が曖昧に理解しているということは、非常に危なっかしいことであります。

 

 

 

続く

 

 

 

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この記事に関するコメント

“総合と総体 1” への2件のフィードバック

  1. 小松安隆 より:

    有先生、先日エキスパートコース後の呑み会は有難うございました。
    僕も臓腑経絡学を読んでいた時に蓮風先生より「総合と総体」を読んだ感想は?と尋ねられたのを覚えております。
    また有先生なりの解釈を聴ける事、楽しみにしております。

    小松

    • seimei-in より:

      小松先生

      お疲れさん。
      そうね、「総合と総体」は重要だと思うよ。

      難しい表現が多いけど、よく読むと非常に分かりやすい文章だから、
      辞書でも引きながら何回も丁寧に読んで、意味をよく考えてみたらいいと思うよ。

      で、感想や質問を蓮風先生にぶつけてみな!(笑)

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