東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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東洋医学は宗教か。

2016.08.18

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「東洋医学は宗教か。」

 

 

・・・まあこれ、たまに言われることなんですけどね、少なくとも僕は、そうは思っていません。(笑)

 

 

医学は医学、宗教は宗教。

 

 

医学と宗教を、冷静に分けて理解し、自分のことを、東洋医学の医者であって、別に宗教家ではない、と、普通に思っています。

 

(ごく当たり前にね。)

 

 

ただ、臨床においては、術者や患者の、鍼灸治療や漢方治療を信じる気持ちが強いほど、そして、術者と患者の信頼関係が強いほど、

 

治療効果は出やすい、とも思います。

 

 

全部が全部ではないけど、鍼灸や漢方での、「気の動き」の良し悪しというのは、そういう、不確かで霊妙なものに依存する部分がある。

 

 

また、治療効果そのものが神秘体験的なものであったり、信者が教祖を熱狂的に信じたり、他者を熱狂的に勧誘したりするような、いわゆる

 

「宗教っぽい雰囲気」

 

が、西洋医学よりも出やすい側面も、ないではないかな、とも思います。

 

 

・・・まあ、

 

「だから何?別に治りゃよくね??難しく考えても意味無くなーい??」

 

ってハナシなんですけどね。(笑)

 

 

でも術者側、患者側の、この辺への理解、整理がきちんとなされていないから、いつまでたっても

 

「東洋医学は怪しい。なんかコワい。。。」

 

という評価が後を絶たない側面もあるようにも思いますし、最初は普通だった鍼灸師も、患者さんがつくと、徐々に新興宗教の教祖じみてきて、

 

訳の分からないことを言ったりする人が出てくることも、あるんじゃないかと思います。

 

 

まあ、鍼灸院の門をたたくと、清明院のように、怪しげなロン毛が出てきたり(笑)、医療機関なのに白衣じゃなくて作務衣を着た、

 

インチキ坊さんみたいなのが出てきたりするという、こちらサイドの”見せ方”の問題もあるとは思いますが。(爆)

 

 

臨床ってのは

 

「要は治りゃイイ、治したモン勝ち、勝てば官軍」

 

なんだけど、社会的にはその

 

「治し方(方法論)や、その背景にある理論や哲学、概念」

 

が問われる側面があるのです。

 

 

 

 

僕は以前から、「宗教」というのは読んで字のごとく、人間を幸せに向かってあまねく教え導くもので、「医学」は人体の仕組み、

 

病気の仕組みを論理的に研究し、治療に役立てる学問、と、ごくごく一般的な理解で捉えています。

 

 

加えて、「医療」というのは、

 

病気という名前で呼ばれる個人的状態に対し,それを回復させるか,あるいは悪化を阻止しようとしてとられる行為(『世界大百科事典 第二版』)

 

であります。

 

(だから、医学的知識の全く無い母親が、子供の腹痛をワケも分からずさすって治す、これも立派な医療です。)

 

 

もちろん、人間が「幸せ」になるためには「心身の健康」というのも手に入れないといけませんから、そういう意味で拡大解釈すれば、

 

「医学」「医療」も、人間をあまねく教え導く「宗教」の一部と言えば一部なんですが、分けて理解するべきでしょう。

 

 

ここを混同して、ヘンな方向に進むと、やっぱりよくない気がします。

 

 

ここがよく理解出来ていないが為に、良かれと思って、悪い結果をもたらしたり、分かっていながら悪用して、悪さをする輩がいる事実、現実がある。

 

 

 

 

僕らは、「東洋医学」の論理に基づいて、鍼灸を使って、「医療」を行うのが仕事です。

 

 

その際に、人体における「気」「経絡」という、現代物理科学の最先端の機械でも、客観的に計測したり数値化したりできない、

 

現代の最先端物理科学の理解の範疇を超えた存在を、ある意味では、医者が「信じて」、それを「実際にあるもの」と想定、仮定し、

 

それに立脚して医療、治療を行う訳ですから、そういう意味でも、宗教的な色彩を帯びていると言えなくもない。

 

(論理の根拠や前提が「気や経絡の存在を信じること」になっている時点で。)

 

 

・・・うーんまあ、長くなりそうなんで、気が向いたら続く。

 

 

 

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