東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

「邪気」と「邪鬼」 2

2016.05.01

_20200921_195659

 

 

 

**********************************************************************************************
       にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑        ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>


クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 前回のお話

 

「邪気」と「邪鬼」  参照

 

 

では続きいきましょう。

 

 

前回、「邪鬼=オニ」の話をしました。

 

 

「邪鬼」を祓うのは巫祝(ふしゅく:呪い医療)です。

 

 

巫医(ふい)の仕事です。

 

 

現代では、こないだ事件になった、パプアニューギニアのウィッチドクターが有名ですが(苦笑)、『黄帝内経』の時代、また、それ以降の時代でも、

 

巫医は少数派ながら、一定数いたようです。

 

 

◆『黄帝内経 霊枢 官能萹(73)』における、鍼灸師への向き不向き

 

 

霊枢に、官能萹という篇があります。

 

 

この篇では、医療をやるにあたっての、向き不向き(適性)が説かれています。

 

 

そして、適性がある者に教えないのは損失であり、適性がない者に教えるのは害悪だと説いています。

 

 

この言葉は重い。

 

 

ともかく、適性は以下の通り。

 

 

1.鍼灸師に向いてる人

 

  ☞言葉が穏やかでゆったりとし、器用で慎重、心が繊細な者。

 

2.教員、理論家に向いている者

 

  ☞流暢にものを言い、頭の回転の速い者

 

3.整体療法家や呼吸療法家に向いてる者

 

  ☞関節が緩やかで筋肉が柔らかくて心が穏やかな者

 

4.呪い師や精神療法家に向いている者

 

  ☞嫉妬深く、言葉に毒があり、他人を軽視する者

 

5.按摩師に向いている者

 

  ☞怪しい手(毒手)を持っており、よくモノを傷つける者。

 

(怪しい手(毒手)を持っているかどうかは、器の下にカメを入れた状態にし、器の上からなでて、50日後にカメが死んだら毒手を持っている、と考える。)

 

 

・・・さて、あなたの適性はどれでしょうか?(笑)

 

 

まあどれも、分かる気がしますね。

 

 

これをみますと、『黄帝内経』が成立した頃も、まだ祝由(呪い医療)が行われていたことが分かりますね。

 

 

「邪鬼」を制する呪い師は、”言葉に毒がある”そうですよ。

 

 

ふふ。

 

 

いずれにせよ、治りゃいいのだよ。(笑)

 

 

勝てば官軍、負ければ賊軍。

 

 

それが臨床。

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルサイト

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 

関連記事: 邪気(発病因子)

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿