東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会、第14回古典ライブを視聴しました。

2022.10.06

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10.2(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!

 

 

今回も藤本新風代表と、奥村裕一学術部長という、北辰会最強コンビによる、岡本一抱(1655-1716)『万病回春病因指南』を題材とした、「婦人病を学ぶ」というテーマでの講義でした。

 

 

 

 

女性の、社会における在り方、生活様式は、16世紀に中国で『万病回春』が書かれた時代と、現代日本とでは、まったく違います。

 

 

勿論、同じ日本でも、岡本一抱が生きた17世紀の江戸時代とも、まったく違います。

 

 

また、各種の生理用品の発達や、産前産後の医療体制、生活状況などなど、ご婦人特有の生理、病理を巡る環境、医療体制も、まったく異なります。

 

 

しかし、だからと言って、東洋医学が数千年培ってきた、伝統的な婦人科医療に対する考え方を学ぶ必要はないかというと、まったくそんなことはありません。

 

 

現代日本の鍼灸の現場においても、漢方の現場においても、女性特有の諸疾患、諸症状の相談は非常に多く、私の少ない経験からも、東洋医学的なアプローチが非常に有効であることは疑いありません。

 

 

今回は「婦人病を学ぶ」という広いテーマで、婦人病全般に対する往時の見解、また、江戸期の医家による鍼灸配穴など、婦人病の総論的な解説をして頂きました。

 

 

また、以前このブログでも紹介しましたが、江戸期の産科医として有名な賀川玄悦(1700-1777)の話も出ましたね。

 

賀川玄悦を題材にした小説『千の命』、知らなかったので早速ポチりました。笑)

 

 

「賀川玄悦」を含む記事 参照

 

 

なお、婦人科に関しては来月も北辰会で座談会をやるらしく、先日の順天堂と言い、なんか最近、婦人科をテーマにした講義を聴くこと、やることが多い。。。

 

 

これは鍼の神からの、

 

「これを機に婦人科についてしっかり学び直しなさい。」

 

という啓示なのでしょう。

 

 

何か大きな意味があるものと考え、謹んで、ことにあたりたいと思います。

 

 

 

なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。

 

 

 

これを機に入会の方はこちらからぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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